Happiest Self「好きな自分で生きる」ニューヨーク流新しい生き方
今日はこちらの原田真裕美さんの本の感想を書きます。
原田真裕美さんは20歳で単身ニューヨークに渡り、その後サイキック・カウンセラーとして活躍されている方です。
10‐15年くらい前は恋愛や結婚に関する著書が多かった気がしますが、昨年出版されたこの本では自分らしく生きることがメインテーマになっています。
「魂的に満たされること」が本当の幸せ、「直感」を使うことが大切。
生きていて使う直感や体感覚、自分は今上昇気流か下降気流かとか、どん底にいるときにスーパーパワーが沸き上がる、マジやばい!と思った時が飛躍のエネルギーに変換できるとき
など、誰もが生きていて感じている自分の生きることに関するエネルギーについて、ポジティブな語り口で表現されています。
最近本当に世の中が目まぐるしく変わっていく、そのスピードが年々早くなっていくような気がします。
自分のやりたいことを仕事にするということすらも、ひとつの型にはまった生き方のように当たり前に語られるようになった今、
改めてその意味を語りかけてくれるような本だと思います。
私自身も海外や地方に移住したかったり、定住しつつ数年ごとに環境を変えたりしたい思いがあります。
それは定住していると自分の本当の芯みたいな部分が見えなくなるところがあって、非日常を感じつつ生きた方がそこが研ぎ澄まされるというか。
ニューヨークで日常を送っている著者の文章を通じて、そんな研ぎ澄まされた部分だけを大切にして生きることが伝わってくるような本です。