私の愛しの本棚たち
「私の本棚」というタグを見つけたので、これ幸いとばかりに記事を書いています。
私の本棚は、小説用本棚がひとつ、漫画用本棚が4つ、3段カラーボックスを漫画用にDIYして、一枠を木板で区切って二枠に作り変えた(横倒しにすると3枠が6枠になる)ものが6つ。それらがほぼ満員御礼状態です。
私の部屋は狭く、本棚は2つしか置けず、後は窓際にカラーボックスを2つ、そして出窓のスペースが勿体ないのでは?と思った私は出窓にカラーボックスの残りの4つを積み、ほぼ完全に出窓を潰したため、朝の光がそこから一切入らない仕様となりました。
続き部屋があり、そこは元々祖父の書斎だったのですが、今はその書斎に3つの私の漫画用本棚が進出(侵食)しており、他の家族の本棚は1つしか置くスペースがなくなってしまい、母からよく小言を食らいます。
これでも大容量の、棚板の高さ調整が出来る本棚を選び、前後構えで漫画を並べて頑張ってスペース確保に勤しんでいるのですが、何分漫画がないと生きていけない体と精神なので…許して戴きたい。
ベッドの下にも、他にはもう何も入る余地がないレベルでパックに詰まった漫画がギチギチに存在します。たまに猫ちゃんがベッド下でガタゴトやっているのを聞きながら、猫が液体と言われる所以を感じます。
さて、小説用本棚に関しての話です。
ハードカバーや文庫本ももちろん沢山あるのですが、かなりの割合を占めてしまっているのが茅田砂胡さんという作者さんの小説たち。ライトノベルと言っても差し支えない分類のものと思います。茅田砂胡さんの「デルフィニア戦記」という全18巻の小説に10代でハマり、その後、同作者さんの他のシリーズと、そのデルフィニア戦記がクロスオーバーをかましまくったシリーズが次々に出版され、今なお新刊も出続けており、全部で…70冊くらいあるんですかね…?今じぶんでも割と引いてます。
人生でこんなに本を出し続けられる作者さんもなかなか居られないだろうと思います。登場人物が増え過ぎて、わたくし段々とついていけなくなっております。読む限り、作者さんもよく混乱されているようです。
デルフィニア戦記は、SFファンタジーのスペクタクル超大作なので、色んな本好きな方たちにオススメするのですが、皆様「全18巻」と伝えると100%「無理です」と言われます。「読んでみます」と成ったことは一度もありません。新しく沼落ちするところが見たいのに、そして深く語り合いたいのに、まず誰をも一歩も踏み出させることが出来ず、いつも己の力量不足を噛み締めています。これからも精進致します。
と、まあ上記のものは極端な例ですが、漫画も小説も、それぞれがこんな具合にハマって沼って増えて行った結果が大切な「私の本棚」たちです、というお話。
もし一人暮らしをするなら、最低でも本棚が4つは置ける広さが欲しいです。その話をすると、「それは贅沢というものだ」とよく言われますが、私の譲れない部分のひとつなので、のんびりと、譲れないものを諦めなくてもいいお部屋を探していこうかなと思います。