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詩 (乱伐)

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聞こえないビートにのって 言葉が巡り続けています
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2021年6月の記事一覧

乱伐4

随分と閑散としておりまして
ガランな楽園を散々楽観達観しお散歩
最低な妄想と幻想と想像と想定の曖昧な境界を
よろーりよろりろり落ちないように
おーいそこから見える景色はどうだい
見えない小道を渡り歩きして
また引き返して行き帰りして
ひっそりひっそりひっそりひっそり
細心の集中を要求する労働を
鼓舞する
安心で安全で感心なお子さんと
対照な
ぽかんとニヒルなアヒル口の少年

彼は白黒のビルボードに

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乱伐3

あうゆ    すぺあると   こってむ   はいちゃ

めどぅあるて   ころるるふ    てねけろむ



こそなききけれぺ    のぞねおんけす   いりへ

よすとにみひきけれせ

意味を溶解した文字列 に
敷き詰め られた
出口の まるで 
見当たらない
部屋   に
気がつくと   いる
私    は
体感40分くらい経ったくらいから
四方複数ある 「ね」 に
複数ある 「ね」の
眼 

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乱伐2

乱伐2

見上げてごらん 夜空の星を
木臼にお灸を据える 私の
来週のテーマはよく寝て食べる

九州のお国柄 よく掻き立てて溶ける
秦氏の裸足の水虫を溶かす実験
老衰した祖母のお側にお茶碗置いたのだあれ?
見上げた根性 落花生の浣腸
半端な覚悟で挑むが吉兆
きっと来るまた明日がついには見えなくなりました あれま それじゃ金色のブーツを即座に売却してつかわそうぞ 音楽

毎回重なるくらいが丁度いい

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