痛いことを反射的に我慢する
HSP気質は痛みに弱いと本に書いてあった。
たしかに痛みには弱いんだけど、同時に耐える強さも持ち合わせていると思う。私は、そのときの状況に合わせて自然と我慢していたことがあったので、そのときのことを書いてみる。
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少し前の話しになるけど、包丁を足に落としたことがあった。刺さったわけではなく、親指をかすっただけ。皮が浅く切れたぐらいだったけど、とにかく痛い!!
でも、声は出なかった。
なぜなのかと考えたら、多分、周りに心配をかけないように咄嗟に空気を読んでいたからなんだと思う。
そこの場所に居たのは、私と祖母の二人。祖母はかなり厳しい人で少しの失敗でも許せなくて怒鳴るタイプ。
そのため、心配をかけないようにしなきゃ!という思いと、怒られないようにという防衛反応で自然と我慢していた。
「なんでお前はそんなにどんくさいんだ!」と言われる気がしたから。手を滑らせた私が悪いので、怒られること間違いないと悟っていた。
風邪を引いても「きちんと体調管理しないからだ」と怒る人だから。心配されることよりも叱られることしか頭をよぎらなかった。
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このように周りの反応を気にしすぎて、とっさに我慢してしまっていた。HSPは基本的には痛みに弱いけど、我慢することには慣れているのかもしれない。多分ひとりのときは、思いっきり「痛い!」と叫んでいたと思うし。
ちなみに注射は、大人になった今でも大っ嫌い。針を刺されるときは必ずそっぽを向いているので、「注射苦手なんですか?」といつも言われる。
ほかの人が注射している姿を見るのもダメ。自分まで想像して痛くなっちゃうから。でもきっと同じ人多いよね?
最後まで読んでいただきありがとうございます(^^)
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