人生が上手くいかなくてイライラする時
2年前、一文無しズタボロ状態でモラハラな旦那様のもとから逃げてきた私は、1年後に"それなりのお金"を得ることができるなんて予測も検討もつかなかった。
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人生は良くも悪くも何が起こるか分からない。
ある程度予測できることがある一方で、全く予測不可能なことが起きることだってある。
さらに明日明後日など直近のことよりも、10年後を予測することの方が困難であるのは、10年後の自分があまりにも今の自分とかけ離れているように感じ、想像力さえ働かないからだ。
10.20.30年後の遠い未来で、自分がどういう状況にいるのかを正確に知ることはできない。自分の人生なのに知ることができないのだ。
そんな長い人生だからこそ、自分が辛いと感じる出来事を一生の出来事だと思い込まないで欲しい。
人は、"今この瞬間の出来事"にだけ焦点を当てがちだが、実際はほんの一瞬でしかない。
上から自分の人生を観ていくことができたら、どんなに気持ちが楽だろうか。
私が辛いと感じた2年間もきっと、一瞬の出来事だった。しかしそう感じることができないのは"人生は長い"という体感がないからだ。
例えるのなら、ジグソーパズル。
私は必死に右下のパズルを組み立てていた。
「分からない、見つからない、辛い.....」と絶望感を抱きながら。
しかしパズルは大きい。先に左上や右上がどんな絵になるのかどうかを予想し、合間にピースを準備することは可能だ。
右下ばかりに集中し、右下が完成する頃に他の3つの角がどんな絵になるのか予測も検討もつかないのであれば、あまりにも効率が悪すぎる。
最初からパズル全体を意識するだけで、その後の効率が上がるかもしれない。
全体を意識し、予測・準備することは人生においても重要だと感じる。
そう、2年前の私はパズルがいつまで経っても完成しないことに、最高に苛立っていた。
その後すぐに、棚ぼたがあることも知らずに。
(参考:『パズルをしたことがない筆者の戯言』detarame)
今の出来事だけに焦点を当て、一喜一憂するのも時には楽しいかもしれないが、今に絶望感を感じている場合は、人生を上から見るつもりで一歩引いて欲しい。
今は本当にほんの一瞬なのだ。
絶望感を抱くよりも、まだ検討もつかない10年後、20年後を自分の思うようなものにすべく、先にピースを準備することはいくらだって可能だし、充分すぎる時間があるはずだ。
10.20年後の自分は今の自分とかけ離れていると感じるかもしれないが、決して別人な訳ではない。
今の自分が意識するだけで充分に作用する。
「今自分がどうあるか?」という意識は、長い人生で見たとき、あまり意味がないのかもしれない。
私のように一日で、貧困から脱出する可能性もゼロではないのだから。
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以下のサイコパスシリーズから抜粋した内容でした!
ご興味ある方はお立ちより頂けると無い尻尾を振りまくります!!
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