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受け止める体力がない時は無理しない
先の記事で「表現を受け止めるにも体力がいる」という話をしました。
表現物を作る人の多くは、作った物を見たり聞いたりなどして受け取ってほしいと思っている、と思います。なので、受け取ったという反応がないと、かなり不安になったり、落ち込んだりする人が多い、と思います。
でも「表現を受け止めるにも体力がいる」わけです。その表現物が世の中に出た時に受け取ってくれそうな誰かがいたとして、その人にその時ちょうど、受け取れるだけの体力があるかどうかはわかりません。いつもなら喜んで受け取る物も、元気がなくて受け止められずにスルーせざるを得ない場合があると思います。
何が言いたいかというと、物事にはタイミングがあるということ、そして、体力がない時は無理して何かを受け取ろうとしなくていい、ということ、だから、作り手は反応を気にしすぎずにのんびり構えていたほうが気が楽だ、ということです。
タイミングを逃したり元気がなかったりして、その表現物を見失ったとしても、再会できる可能性はあります。多少の努力は必要かもしれませんが。作り手側は、後で手に取ってもらえる希望を捨てずにいたいですね。例え忘れた頃であっても、反応は嬉しいものです。受け取る側にとってもベストなタイミングで出会ってもらえることを、作り手は祈るのみです。
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