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怒ったのは自分

「昨日の夜、怒らせてごめんね」と
私が運転する車中で娘(もうすぐ12歳)が2回も言った。
私が「痛い。イテテ」と連発しているせいで。

不覚にもスキーで転倒して肋骨を骨折して1週間。
昨日は痛みが緩和して、回復している実感があった。
だけに「このまま余裕で治るだろう。」と思っていた。
「これなら着物を着れそう」と思っていた。
「そろそろ少しづつ散歩しようかな。」と思っていた。

一進一退

昨夜、寝る直前に娘に怒鳴った瞬間に激痛が復活した。

。。。やってしまった。
骨折した瞬間の感覚が蘇る。

しかも、さらに怒るのを止められない。
めちゃくちゃ痛いのに。
どんどん痛いし、精神的にもやられて泣けてくる。
息子(9歳)まで泣き出す。

起きるのも寝るのも座るのも立つのも痛いのは変わらず。
車の乗り降りでは激痛。
ハンドルを動かすのもギアチェンジも苦痛。
シートベルトを差し込めない。

困ったのが腕の上げ下げだけでなく、伸ばすのも痛くなってしまった。
呼吸でも振動でも痛い。
小皿を持つだけでも痛くなってしまった。。

総合して「痛いか、凄い痛いか」という
状態に逆戻りしてしまった。

おかげで疲れるので朝まで良く眠れる。
深夜や早朝の変な時間に目覚めてしまう事がなくなった。

けれど、腹筋を含めて肋骨周辺の筋肉に力を入れると痛いもので筋肉を使えない。
筋力が低下しているのが目に見えてわかる。
痛いのもあってソファから立ち上がれなくて
子供達に右腕を引っ張ってもらった。


さておき本題
怒ってしまった原因は娘とは言え
怒ったのは自分
「怒る」と瞬間的に判断して決めたのは自分。
怒ったのは娘のせいでは、ない。

自分をコントロールできず怒鳴ってしまったのは自分
寝る直前で疲れていたとは言え、お互い心ない言葉を投げてしまった。
その言葉も自分に返って来る。

その後、娘を抱っこして
色々と聴いてあげられたのは良かった。
勢い余って酷いことを言ってしまったのを謝りあえた。
言われて悲しかったこと。
「でも、何があっても大好きだし大丈夫だよ」と何回も言った。
すごい泣いていた。
自分が落ち着けて聴けて良かった。

でも、骨折は痛い。確実に悪化した。

娘の思春期が始まった。
さぁどうなるかな。
なるべく気にせず落ち着いて受け流していけるようになりたい。

重なる時って色んなことが重なりますね。

でも、お互い我慢して溜め込むのは良くないし
聴いてもあげたい。
フラットで居る訓練が必要。
痛みに耐えるだけで、なかなかの試練だと思うのですけどね。

自分の為に瞑想を再開しようかな。
純粋に自分だけの為の時間が必要だと身体に教えられている気がする。

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