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片づけると本当の自分が見えてきた。

何かを続けていると、「なんのために続けているんですか?」と質問されます。

例えば片づけに夢中になっていると、「片づけたあとに、どうなりたいの?」と訊かれます。また、「理想の生活を思い浮かべてみましょう」とも言われました。

わたしは、実のところ明確に決めていなかったです。ただ、散らかった部屋がストレスで、気分よく暮らしいだけでした。日常が快適になれば、幸福度も高まると思ったからです。


片づけていくと、徐々にモノを大切にしたい気持ちが生まれてきました。モノを捨てるときに、痛みを感じるからです。捨てる罪悪感もありました。

あるとき、「もう捨てたくない」そう思った翌日には、金継きんつぎ教室に申し込んでいました。

今では、割れた食器は修復して使っています。金継きんつぎは、わたしの趣味です。

片づけ始めると、「見えてくる」のだと思います。

自分がどんな暮らしをしたいのか。どんなものを大切にしたいのかが見えてきます。だから何かを始めるときに、最初から決めすぎなくてもいいのではないでしょうか。やっていくうちに、手を動かしていくうちに、わかることもあります。


片づけを進めていくうちに、一番大切にしたい場所は、キッチンだと気づくこともできました。季節ごとに見直しをして、買いすぎを防いでいます。

わかったことは、

⚫️ 第一に、モノを大切にしたい気持ち
⚫️ 第二に、買いすぎを防ぎたい気持ち

モノを大切にしていくうちに、自分のことも「見る」ように変化していきました。

胃痛がおきるたびに、病院へ駆け込み、薬を飲んできましたが、「なにが自分を苦しめているのか」を無視してきたんです。

それは、向き合うのが辛いから。現実を見たくないから。モノを減らしていく過程で、現在は自分の気持ちと向き合いつつ、内面の整理をしています。


内面の整理をしていたら、毎日開け閉めするクローゼットを心地よい空間にしたい気持ちが生まれました。服の量を増やしすぎないように気をつけています。

視野を広げて世界規模で考えるとむずかしいですが、個人単位で考えると簡単です。自分の心地よいと思う暮らしが、モノを大切にしたい気持ちが、社会全体を大切にしたい想いへと、つながっていくのではないでしょうか。

わたしができる持続可能なことは、

⚫️ モノを修復して使うこと
⚫️ モノを買い過ぎないこと
⚫️ モノと自分を大切にすること

少しずつ、身近なところから始めています。

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神崎 さやか
秋には干し芋を買って、12月までに新しい手帳を買いたいです。

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