ダメ主婦が2年でゆるミニマリストに! 自己分析に13の実例を添えて。
2年前のnoteを読み返していたら、「わたしは家事ができない」と書いていた。だけど、2年前に比べると以前よりも家事ができている。「できない家事が、なぜできるようになったのか」そのことを書きたい。
一番はじめに大事なことは、「できないことを認める」ことだ。現状の認識。それを受け止める。その後に、どうしたら良いのか(解決方法)を考えていけばいい。わたしの場合は、片づけがラクになるように、モノを減らした。
モノを減らし続けた甲斐があり、ようやく片づいた状態を保てるようになってきている。
いまだに家事はしんどい。しんどいけれど、片づけはできている。なぜ片づけられない人だったのに、片づけられるようになったのか。その理由を探っていく。
一つ目。当たり前すぎるけど、「片づけ」を諦めなかったから。片づけを続けているうちに片づけができるようになっていた。
二つ目。教えてくれる人がいたから。わたしが住んでいる地域では片づけのコミュニティがあって、片づけを学べる環境がある。仲間がいたから続けられたのかも。
三つ目。片づけると良いことがあった。家族が「気分がいいね」と褒めてくれる。自分も気分良く過ごせる。そして、一部だけでも片づいた空間があることで心が凪になる。
「片づいた空間」には中毒性がある。一度その状態を味わうと、「もう二度と散らかった部屋で過ごすのはイヤだ」と強い意志が生まれ、自然と散らからない工夫をするようになる。
これから先は、わたしが実践してきた工夫をご紹介する。
よく使うモノは吊るす
以前は見えない場所にしまっていたけど、目に見える場所に吊るすことで、掃除がはかどるようになった。見えていると手に取りやすい。
子どもがよく使う道具は一ヶ所にまとめる
娘は絵を描くのが趣味なので、ケースにまとめている。
コード類、ゲームのケースはジップロックに入れて保存する
夫と娘はゲーム好き。コードとケースは埃がつかないよう、ジップロックに収納している。ゲームソフトは専用のケースで保管中。
ベランダのサンダルは、出入り口に収納する
サンダルが風で飛んだり、雨でビチャビチャになるのを防げる。
玄関の近くに段ボールの置き場をつくる
我が家は、Amazonをよく利用するため、段ボールを一時的に置いておく場所が必要。玄関近くのクローゼットに置き場所をつくっている。
本は、紙と電子書籍で分散所有する
本はムリに捨てようとしない。紙と電子書籍と併せて所有すればいい。もちろん図書館もよく利用する。電子書籍はKindleとコミックシーモア(マンガ用)を愛用中。
頻繁に使うものには、お金をかけてもいい
裁縫道具を新調してから、使うのが楽しみになった。自分がよく使う道具には、お金をかける勇気を持つ。
服を購入したときについてくるボタンはタグに縫い付ける
タグにボタンを縫い付けておくと、迷子にならない。
洋服を持つ量はハンガーの数で決める
わたしの場合は、トップス(上着含む)が10、ボトムスが5、バッグ3が上限。
宣言をする
キッチンを片づけたくて、ひとり手帳の中で宣言した。2024年現在、達成できている。
収納用品は、色や形を揃える
整っている雰囲気を出すことができる。
無印良品の店舗で収納相談も可能。
(相談できる店舗とできない店舗があるので注意。予約必須)
片づけたら、記念写真を撮る
うまく片づけられたときは、写真に撮ってみる。自己満足でいい。「がんばったね」と自分に声をかけて褒める。
人に頼る勇気を持つ
短期間で片づけたいときは、プロ(整理収納アドバイザー)へ相談するのもいい。わたしは先月に利用したのだけど、協力してくれる人がいるのは心強かった。
片づけは基本的に「めんどう」な作業だ。ご紹介した片づけの実例すべてをやろうとしなくて大丈夫。できそうなものを一つだけ選んでやってみてはどうだろう。
一度にすべてをやろうとすると頭の中がパンクしてしまうので、はじめのうちは、ダイニングテーブルの上だけ、カバンの中身だけと、なるべくハードルを下げて取り組むこともオススメしたい。
いまだに散らかってしまうことはある。だけど、モノを減らしたお陰で片づけにかかる時間は減り、以前よりもおっくうではなくなった。わたしは45歳。人は、何歳からでも成長できると思う。
片づけが絶望的に苦手だった主婦より。