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書いてどうなりたい? 春夏秋冬でno +eを振り返る。
現実を知った春
書籍を出版した人から話を聴いたり、実際に会いもした。本を出版することは誇らしいことだけど、同時にストレスになることがわかる。SNSで宣伝は必須になっている。売り込みもしなければならない。お話を伺った一人は、SNSで宣伝活動を終えたら遠ざかっていた。
「自分一人ならいい。だけど、自分のためにがんばってくれている編集者がいるのだから売れなくては。宣伝もする」
「メディアに出演して話すのは苦手だし緊張する。だけど宣伝しなくちゃいけないから」
「まさか書籍出版するとは思わなかった。事情により出版が遅れた。周りに本を出すと言っていたけど、出せないかと思った。noteをやっている人は、自分で連載してみてはどうだろう? わたしはマガジンにまとめていた。それが編集者の目にとまった」
「書くこと」を見つめ、チャレンジをした夏
迷いがありながらも、「創作大賞」に応募する。どうなりたいかを決めずに行動だけはしていた。どうなりたいかを決めなくては。なぜ、書くのか。書いて、どうなりたいのか。本を出版したいのか? ただ書きたいだけなのか。自分の気持ちを振り返っていた時期。
出版社の人にお会いして話を聞いた秋
決定的なことがおこる。エッセイを書いて出版はむずかしいことがわかった。しかも、目立つのが嫌いで苦手だ。自分をコンテンツ化して消費してもらうのは厳しそう。途方にくれる。エッセイで花ひらくのはむずかしい。ショートショートや小説にチャレンジするが、最後まで書けない。迷走。
方向性を探った冬
東京に住んでいるのだから、お出かけをしてレポート記事を書くのがいいかも? 苦手なレポート記事にチャレンジする。やっぱり上手くは書けなかった。
どうなりたいのか、何の目的でnoteを書いているのかを決めないままでいたツケがきたのかもしれない。
2025年に決めていること
月に2回お出かけをする。レポート記事を書き、マガジンにまとめる。
月に2回読書感想文をnoteに書く。マガジンにまとめる。
坂元裕二作品を観て、セリフの研究をする
12歳のとき、TVで放送されていた『東京ラブストーリー』から始まり、現在は映画『怪物』まで視聴。つまり、推し歴33年になる。今までは、ただ面白かっただけで観ていたが、「なぜ面白いのか」「どうしてセリフが秀逸で泣いてしまうのか」深めて観る。
坂元作品を振り返ることで、書いた人に興味があるのではなく、書いた作品が好きなんだとわかる。ゴールは、ここなのかもしれない。『怪物』が良すぎた。『それでも、生てゆく』を観て、毎日泣いている。
商業誌のエッセイをコピーし、研究する
2024年から始めた習慣。図書館へ行き、エッセイ本を読み、気になったものはコピー、模写、なぜ商業として成り立っているのかを引き続き探る。
魅力的な人になれるよう努力する
残念ながら人間的魅力が不足している。どうしたら魅力的な人物になれるだろう。いつも読んでいるnoterさんの何が魅力で何が好きか考えてみたけど、その人の文体が好きだと気づく。その人の名前を伏せても、きっと文体で気づくだろう。
WEB連載をして、書籍化になった作家さんのアンソロジーを読んだ。アンソロジーは仲間内のKindle出版だからタイトルの下に作者の名前がない。8人の作家から、タイトルでその人を見つけられるだろうか。その人っぽいタイトルで探す。当たりだ。読み始めると、やっぱりその人の文体だった。ボヤッとは書いていない。背景がしっかりしているし、読みやすい。
2025年のわたしへ
実行できましたか?
実る、実らないは他者の気持ちで決まるからコントロールはできない。大事なことは以前の自分よりも前に進むこと。
有料noteを買って、答えに辿り着くまでショートカットする方法もある。だけど、どうか自分の力で答えに辿りついてほしい。そして、人に会ってください。恐れずに飛びこんでください。
2024年のわたしより
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