見出し画像

アレルギーと身土不二

身土不二とは、「身と土、二つにあらず」
つまり人間の体と人間が暮らす土地は一体で、
切っても切れない関係にあるという意味の言葉
である。

現在では食の思想として「その土地のものを食べ、生活するのがよい」という意味で使われている。

まさに、日本人に小麦が合わない、牛乳が合わないということになる。
確かに子どものアレルギーは年々増えていると思う。

私自身、子どもの時からひどいアレルギー体質で、花粉症、ハウスダスト、イヌに反応する。
(我が家には犬が2匹いる…)
子どもにも受け継がれるだろうと思っていたら、長男は私にそっくりなアレルギー反応。

長男は、大事に大事に汚れから守りながら育てた。
何かとすぐ除菌。洗う。
だから性格も繊細で綺麗好きだったりする。
一人目というのは、きっとどこもそうだろう。(笑)

次男は、拾い食いしながらいつの間にか育つ。。(悪気はないのよ)
性格はタフで何事にも動じないタイプ。
きっとどこの家庭でも2人目はタフなはずだ。(笑)

少し繊細な長男はお腹が緩く、保育園での給食や小麦に疑問があった。
とても良い保育園であったが、食を変えることを理由に転園した。

7月から入園した保育園は
「孟母三遷」(子供は周囲の影響を受けやすいので、子供の教育には環境を選ぶことが大切であるという教え)
「身土不二」をテーマとした全てにこだわった保育園で、
かなりの田舎にあるが街中から環境を求めてわざわざ通わせる保護者も多い。
私も往復1時間と10分の送迎をしている。

土を触ること。
草の香りを知ること。
虫の鳴き声を知ること。
野菜の成長を喜ぶこと。

こんなことを経験させるのが今の時代一番難しいと思う。
子どもは環境が全て。

この土地で育ち、この土地の気候による体質になっていく。
この土地の食べ物がいちばんの薬なのだ。

これから子どもたちが何を感じ取ってくれるか、楽しみだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?