【ファーストクラスで世界一周】準備編③ホテル選びで世界ニ周目
フライトの次に大切なホテル選び。
ただ私はあまりホテルにはお金をかけない主義だ。
さすがに学生時代のバックパック旅行のように、その街に到着してから宿探しなんてことはせず、全ての宿泊予約は出発前にすませておくことにした。
①海外ホテル事情
世界中のインフレと円安で、ホテルの値段は日本人にとって本当に厳しい。
例えばニューヨークのホテルは3つ星ホテルで1泊8万円超（諸税込）。
早期割引で少しでもお得に予約するしか方策はない。
また日本のホテルはひとりいくらの表記だが、海外のホテルは一部屋いくらだ。
例えば4万円の部屋は、2人旅ならひとり2万円になるが、ひとり旅はひとりで4万円支払わなければいけない。
まあこれはひとり旅が損というよりは、2人旅がお得ということだ。
あと面白いことに、予約欄には大人何名、子供何名の次に犬何匹の記入項目がある。
犬もいっしょに旅することがスタンダードだなんて素敵だなぁ。
日本の民泊のようにアパートをオーナーが貸し出しているものも多くあったが、スタッフが常駐していないのでトラブルが多発しているらしい。
キッチン付の物件がほとんどなので臭いやゴキブリが出てきそうと思い、
私はホテル利用で考えることにした。
②GoogleMapと睨めっこ
GoogleMapで空港と行きたい観光地に次々とお気に入り❤️マークをつける。
次にその周辺のホテルから、
・予算1泊2万円台
・最近のクチコミ8ポイント以上
・キャンセル無料、現地決済
・客室Wi-Fi無料
・ハンドシャワー付
・冷蔵庫有り
・電子レンジ有ったら尚良し
条件に合いそうなホテルを3軒くらいに絞って⭐️マークをつけてみる。
クチコミは最近のもので、特に日本人のものを参考にした。
海外の方はスタッフのフレンドリーさを評価しているものが多く、
日本人は設備や清潔さ、騒音などを厳しく評価している。
空港とホテル間はお金と渋滞のことを考えて電車移動のつもりだ。
位置関係からなるべく乗り換え無しの1本で到着でき、駅近で観光地やスーパーにも近い利便性の良さそうなところを検討する。
あとはホテルの写真を見てなんとなく居心地良さそうなホテルを最後は勘で決定。
③使ったサイトと予約前にやったこと
できるだけ代理店サイトを使わずにホテルのサイトから直接予約を入れた。
これまでの経験から天候不順や何らかのトラブルで急遽変更が必要な時、ホテルに直接交渉する方が融通をきいてくれるように思うからだ。
値段も代理店サイトより安いベストレート保証をしているホテルが増えている。
直接予約できないところは海外旅行のホテル予約でよく使っているBooking.comを利用することにした。
あと1回利用すればステータスが1ランクアップするらしい。
ステータスが上がれば宿泊費用の割引率が大きくなる。
かと言ってステータスアップのためにわざわざホテルに泊まるのも。。。
と思ってよく見ると、アトラクションの利用でもカウントされるらしい。
1番近くで安いアトラクションを調べたら、阪急梅田のHEP FIVEの観覧車があった。
早速Booking.comで予約してひとりで乗ってきた。
セブチの推し活で乗って以来。
悪名高きBooking.comだが、
私の場合はこれまで問題なかったので、今回もトラブルが無いことを願う。
④海外ホテルの注意点
日本のホテルでは経験しないのだが、「デポジット」なるものが必要な場合がある。
デポジットとは預かり金または保証金のこと。
ホテルの場合は利用者が無断で有料サービスを使った際にその預かり金から精算したり、ホテル内でのトラブルや破損などの弁償費用に充てられる。
アメリカのヒルトン系列4つ星ホテルで、私が予約したホテルとあまり値段が変わらないものがあった。
たまには名門ホテルもいいかなと思ったが、デポジット料金を調べると日本円で20万円だった。
問題なければ2週間後に返金されるということだが、口座から一旦20万円引き落とされるのは大きすぎる。
それに難癖をつけられて返金されなくても、次の場所に移動していて証拠もなければ泣き寝入りだ。
デポジット料金には要注意！
あとは決済の時期。
予約時点で即時決済すると最も安い料金になるのだが、
私は直接ホテルで支払うか、前金必須でもなるべく宿泊日近くの決済プランにした。
それこそ天候不良でフライトが伸びることもあるし、何らかの事情で延期せざるを得ないこともあるので。
多少割高でも安心を選んだ。
キャンセル料も前日まで無料のプランを選ぶようにした。
⑤頭の中に地図が出来上がって来た
こうしていろんな条件をクリアしながら、目的地のホテルを予約していくのは結構時間と手間がかかった。
けれどもまだ見ぬ土地の名所旧跡や商業施設などをチェックしながら、ホテルを決めていくのはなかなかに楽しい作業でもあった。
徐々に頭の中に地図が描けるようになって来た世界ニ周目の旅。
