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大人の正体

おはようございます^^
爽やかサプリです♪

今日は、大人の正体について、
気づきをお話ししたいと思います。

大人について考えたのは去年、
長女が小学校に入学した事がきっかけ
でした。

順にご説明して参りますので、
最後までお付き合い頂けたら幸いです♪

長女の小学校入学後、、、

去年4月、長女が小学校へ入学しました。

ご近所にお友達がたくさんいて、
5、6人と一緒に登下校するようになりました。幼稚園で同じだった子も数人いました。


入学してから少しして、、、
よく、腹痛を訴えるようになりました。

幼稚園の頃から便秘症で、
病院へ定期通院はしていたのですが、
明らかに頻度が高く、大体月曜日、火曜日が
多かったように思います。


小学校や登校グループLINEなどへ連絡して、
長女を幼稚園へ送ると、、、

そのあとは腹痛が嘘のように消えるのです。
欠席連絡をする事で安心を覚えるようでした。

更に、学校でもしょっちゅう保健室に行ってるようで、ひどい時は1時間目から3時間目まで
ずっと休んでた、なんて事もありました。

毎週、数日休み、
週に何度も保健室に駆け込む。

時々、このままだと不登校になるのでは、と思い、お腹痛いと訴えてても心を鬼にして行かせた事もあります、、、。

なんと無慈悲な、、、😱💦

そんな日は必ず、保健室で休み、、、


時には湯たんぽを持ちながら
授業を受けていたそうです😂✨
本当に、わたし、鬼でした、、、。

一体、
どうしたんだろう、、、?

あんなに小学校へ行くのを楽しみにし、
幼稚園もほとんど休まなかったあの子が、、、

もう、、、
混乱の極みでした。

そんな時、転機が訪れたのです。

視力検査で視力の低下が露見し、
近所の眼科に行った時のことです。

次の章でお話しします。

視力低下の原因は、、、

両目ともCの判定を受け、

半ば半信半疑で向かった眼科。

院長先生の口から飛び出した言葉に驚きました。

院長先生
『最近、学校は楽しいですか?』

えっ、、、カウンセリング?
てっきり診察結果の話かと思っていたら、
突然の言葉にフリーズしました。

けれど、、、
その後の長女の反応が更に
衝撃でした。


『普通、、、。』

サラッと一言。

楽しい、とは答えませんでした。

そして、
院長先生は続けます。

『入学した後、
ストレスで視力低下する例、
多いんですよ。

長い子だと2、3年続く子もいます。
お母さんも時々学校の話を、
聞いてあげて下さいね。

では、3ヶ月置きほど、視力検査して、
様子を見ていきましょう。』

、、、絶句でした。

幼稚園の時より友達も増え、
学校でも問題なく過ごしてるのに、、、

まさか、
楽しいとは思ってなかったなんて。

先生から怒られた事もほぼなく、
勉強もつまづいてる様子はなかったので、

トラブルはないものと思ってました。

一体、
なにが長女にストレスを与えてるんだろう❓
腹痛を引き起こす原因。

その正体とは、、、

次章に続きます。

ストレスの原因

眼科から帰り、
様々な質問をしてみました。

なんか困ってることある?

友達と喧嘩してる?

学校で嫌なことある?

勉強は嫌い?

全部答えは、ない、でした。
このままでは、、、
核心に近づきません。

そのため、
質問を変えてみました。

『じゃあ、、、
学校で1番疲れることってなに?』

その時、
長女がパッと顔を上げました。

それまではぼんやり答えてる印象でしたが、
ようやく本心を語れる事に、
少しホッとしたのか、、、

緩んだ顔つきでこう言ったのです。


『間違えないようにすること、、、
それが一番疲れる。』


そう、、、
長女は間違えないように、

常に正しくあろうとしていたのです。

その大きなプレッシャーが
ストレスとなり、、、

腹痛を引き起こす『元凶』でした。

私はようやく手応えを感じ、
更に質問をしました。


『なんで間違えないようにするの?』

すぐに、
答えが返ってきました。


『手を挙げて発表して、、、
みんなの前で間違えるのが恥ずかしいから。』

、、、私はこの答えを聞いて、
長女に何を伝えるべきか、

ようやくわかりました。


『長女ちゃん、、、
学校は、失敗していい場所なんだよ?』


『えっ、、、そうなの?
間違えちゃダメなんじゃないの?』


『違う違う。
むしろ、たくさん間違えて、
そこからたくさん学ぶ場所なんだよ?』

長女は驚き、
少し考えていました、、、。

そして言います。


『でも、先生の言う事は
聞かないといけないでしょ❓』


『そうだね、、、ルールは大事。
でも、わすれちゃいけないのは、、、

その先生だって、
たくさん間違えて、
そして、先生になってるんだよ。』

長女がこの時、
目をまんまるにして驚く顔は、
今でも脳裏に焼きついて離れません。

それほどの、
衝撃だったようです。

ここで、
タイトルへ回帰します。


大人の皆さんは、『自分たちの正体』、
ご存知でしょうか?

お恥ずかしながら、、、
私はこの時ようやく知りました💦

それでは、
最後の章です。

心して、、、お読みください🥹✨

大人の正体は、、、


『じゃあ、、、長女ちゃんは
大人ってどういう人だと思う❓』


『子供より何でもできる人❓』

半信半疑ながらも答えます。

薄々、気づいてきたのかもしれません。
なので、ここで思い切って言います。


『違うよ。

子供たちの何千倍、何万倍の間違えを
繰り返してきた人
、だよ。』

長女は、
絶句していました。
そこで、
更に大事なことを伝えます。


『ちなみにね、
その大人って【ママもパパ】もだよ。

長女ちゃんが気にしてる失敗を、
何千回、何万回って繰り返して、
ここにいるんだよ。』

この頃には、
次女も加わって、

えぇー、パパとママも⁉️
と、一緒に驚いていました☺️✨


私は、続けます。


『だから、安心して失敗しなさい。

失敗した先に大人になってる人が
こんだけいるんだから、、、

あなた達もなれるよ、大人に。

その上で、
あなた達に偉そうに言ってくる大人がいたら、私よりたくさん間違えてきたくせにって、
流しちゃえばいいんだよ。』


もう子供達の顔に、
一片の翳りもありませんでした。

どこか晴れやかで、
清々しい顔つきになっていました。

あぁ、やっと伝えられた。
私はその思いでいっぱいでした🥹✨

自分に返ってきたもの


どこかホッとしたと同時に、

子供達に言ったことは、
自分にもじんわり染みました。

私はこれからも、、、

失敗し続けていいんだ、ということに、
とてつもなく大きい安心感を、

持つことができました。

ここ数年、、、

子供達に怒り続けている自分、

他のママさんより出来ない自分、

料理を焦がす自分、

手芸の出来ない自分、

忘れ物の多い自分、

人の顔、名前を覚えるのが苦手な自分。

専業主婦のままでいる自分。

どれも大っ嫌いでしたが、
そんな自分もきっと、
自分の一部。


実は、
完璧な人間になろうとしていて、
1番苦しんでいたのは、、、

私の方、だったのかもしれません。


けれど、
苦しみもがいていた袋小路から、

ようやく、
一歩抜け出したのです。

だから、
新しい事にチャレンジしたいという思いが、
ムクムク沸いているのだと思います。

みなさんは、、、
大人って子供より、

『立派』だって思いますか❓

私はそう思いません。

ただ、
『出来ることは多い』とは
思います。

それは、、、
子供達より、たくさんの失敗を
積み重ねているから。

失敗した経験が多ければ多いほど、
私達は答えに近づくのではないのでしょうか?

学校もそう。

間違えた問題ほど、
つまづきにくくなるものです。

それをいちいち激昂して怒られたり、

罰を与えていては、、、
ただ、逆に『苦手意識』が増すだけ。

まず、失敗を許して、
一緒に考えてあげる事。

それが、
失敗の大先輩の、、、

大人ができる事なんじゃ
ないでしょうか?

私は、
九九の七の段が大好きです。

私の父が、
お風呂に入っている時、
教えてくれた九九だからです。

つっかえても怒らず、

それどころか、、、
一緒に口ずさんでくれました。

お風呂の壁に反響していた
七の段。

父は、10年以上前に
亡くなりましたが、、、

今でも私の心に響いて、
鳴り止まない、大切な記憶です☺️


そんなシーンが、
子供達の中にたくさん残るよう、、、

関わっていきたいな、と思います。

ここまでお読み頂き、
ありがとうございました😊

また次回の更新で、
お会いしましょう♪

日々は気づきがいっぱい、、、

私が暮らすうえで見つけた、
『気づきのスパイスたち』をどうぞ😊✨

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