食事は『何?』も大事だけど『いつ?』も大事〜漢方的時間医学・子午流注と時間栄養学について〜前編〜【漢方的食養生】
さて、突然ですが、皆さん、毎日の食事の時間は何時頃食べていますか?
食事というと多くの方が気にするのが
『何を(食事内容)』
『どれぐらい(量)』食べているか?
だと思います。
食事の質と量に関しては非常に気にする方が多いですし
様々なメディアから流れてくる健康情報を見ても『食べすぎない方法』とか食べ物の質などに関する情報は非常に多いとおもます。
ですが、その食事を
『いつ食べているか?』
ということは気にしてないことはありませんが食べる量や内容に比べるとかなりおざなりにされていると思います。
今回からのシリーズははそんな
『食事を食べる時間』
の重要性について
食事は『何?』も大事だけど『いつ?』も大事〜漢方的時間医学・子午流注と時間栄養学について〜前編〜【漢方的食養生】
というテーマでお届け致します。
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【時間栄養学とは?】
今回は食事を食べる時間の重要性についてお届け致します。
食事は食べる時間によってカラダに及ぼす影響がかなり異なります。
これは『時間栄養学』と言われる研究で近年、非常に注目を集めている分野の1つです。
また、現代の医学、栄養学、生理学的な見方だけでなく、僕の専門の漢方でも実は『食べる時間』というものを重要視しています。
これについて詳しくは次回お届けしたいと思います。
さて、当然ですが、僕たちのカラダ、胃腸や肝臓、腎臓などの臓器の働きは体内時計などによってコントロールされており、時間によって活動の度合いが異なります。
同じ量の食事をとったとしても食べる時間によって食べた物の消化や燃焼に影響が生じます。
時間栄養学に関してはマヨネーズで有名なキューピーさんのHPで詳しく紹介してくれておりますので、ぜひ一度ご覧になっていただけたらと思います。
また時間栄養学では食べる順番『何から食べるか?』という順番やどれぐらいのスピードで食べるかも大切なポイントになっています。
基本的には起きてから12時間以内に1日の食事を終えると良いと考えられています。
このように『時間栄養学』なんていうと難しく感じるかもしれませんが、食べる時間でカラダに与える影響が異なるということ、これは多くの方が実際の生活のなかで実感していると思います。
夕方の5時、6時に食べるご飯やお酒と
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