『養生の基本はシンプル『心・姿・呼・食・運・環』』前編
☆養生法は色々あるけれど
今回は数ある養生のなかでも僕がもっとも大切だと感じる
『6つ』
をピックアップしてお届けしたいと思います。
6つというと『ちょっと多いなぁ。。。ムムム・・・』
となる方がいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。
今回紹介する6つの養生は以前も取り上げたことがあるし、僕が常日頃お伝えしている養生をまとめたものなのでそんなに難しいことではありません。
その6つとは今回のテーマにもなっている『心・姿・呼・食・運・環』です。
『しんしこしょくうんかん』とつなげて読むとなんかちょっとかっこいいですよね。
この6つの養生は僕が健康相談の仕方を教わった、ホントにお世話になった方から教わった言葉です。
この6つを日頃からチョットで良いので気をつけて過ごすことが習慣になると心も、カラダも大崩しにくい状態にできると思います。
では今回と次回の2回に分けてそれぞれ一つづつ見ていきたいと思います。
☆心・・・心の健康
トップバッターはもちろん『心・姿・呼・食・運・環』』
最初の『心』です。
体は心の器
という言葉があるぐらい体を支配しているのは心と言っても過言でないぐらい常に心の状態が良い状態であることは体の健康にとっても大切です。
人間としてはカラダの健康以上にある意味大切と言えるかもしれません。
心は病んでいるけどカラダはすこぶる健康
カラダは病んでいるけど心はすこぶる健康
どちらも健康がもちろん一番ですが、心が健康な状態でいることはカラダの病気を治す上でもとっても大切なことなので常に良い心の状態でいたいものです。
体に不調がなくても心が病んでいると小さなほころびを探し出して
『病気探し』
をしてしまったりして
『気を病む』
病気となります。
中医学でも気の巡りが停滞する
『気滞』
と言われる症状や
ストレスなどで五臓の一つ肝の働きが停滞する
『肝鬱』
と言う状態は様々な心と体の不調を呼び起こします。
現代風に言えば自律神経が乱れて不定愁訴がおきたりすることと繋がります。
自律神経の乱れは不眠や躁鬱など心の不調を起こすだけでなく
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