もうすぐ土用の丑の日・夏バテの原因にもなる『胃腸の調子』は大丈夫?漢方的『脾』の養生〜②〜
どうも!
ウナギ・サヤカさんというとっても美人でステキな女子プロレスラーがいるのですが
『何でこの人が鰻キャラなのかな?』
と当初思っていたら
『兎凪(うなぎ)』さんという名字だったそうです。
別にクネクネしているから鰻キャラでは無いそうです。
さわたや薬房の早川です。
#世の中にはいろんな名字がありますね
さて、もうすぐ土用の丑の日ですが、鰻と日本人のつながりは深く、1000年以上前から食べられていたと言われています。
万葉集でも大伴家持が夏痩せ予防に鰻が良いと友人にあてた歌の中にかかれているぐらい昔から夏バテと鰻の繋がりは知られていたようですが、栄養価は高いのですが実は胃腸が弱い方は脂も強いので食べすぎには注意をしたい食材なのです。
鰻の中医学的効能ですが、気血を滋養してくれたり、足腰のしびれや痛みに良いと考えらえています。
現代の栄養学的には視力低下や目の疲労などに良いとされるビタミンA
カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDが豊富です。
ビタミンAは過剰摂取にも実はきをつけたいビタミンなので、鰻も基本的にはハレの日に食べるような特別なもの。
日常的に食べるよりはたまに食べるほうが鰻本来の良さを感じることができると思うので、どんな食べ物にも言えることですが食べすぎには注意をしておきましょうね。
また、鰻と言えば薬味に使うのは山椒が定番です。
山椒は良い香りなどで鰻を美味しく食べるだけが役割では無いのです。
実は山椒には抗酸化作用があることがわかっており、山椒を鰻の蒲焼きに食べることで鰻の脂の酸化を防いで、消化を助ける働きもあるそうです。
昔から使われている薬味にはちゃんと意味があるのですね。
さらに鰻の皮の下にはコラーゲンがたっぷりはいっていますが、加熱するとコラーゲンがゼラチンにかわってしまい流出しやすいそうです。
コラーゲンをしっかり取りたいのであれば、定番の蒲焼きや白焼きでなく、スープや蒸し物だとコラーゲンがしっかり取れるそうなのでおすすめです。
でも、せっかくの鰻なので蒲焼きや白焼きで食べたいですよねぇ。
さて、そんな鰻を美味しく食べるためにも元気な胃腸が大切です。
前回からの続きで今回は
もうすぐ土用の丑の日・夏バテの原因にもなる『胃腸の調子』は大丈夫?漢方的『脾』の養生〜②〜
というテーマでお届け致します。
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脾虚タイプ・胃腸の弱い方にお勧めの夏バテ対策食養生
前回のnoteでは胃腸が弱りやすい方、中医学的な『脾虚』タイプの夏バテ対策として水分のとり方などを中心にお伝えしました。
水分の取り方の次、今回は食事です。
脾虚タイプの方は水分補給と同じく食事での栄養の補給の仕方も重要です。
どんなものを食べても普通に消化できて体の栄養にできることが理想ですが、元々胃腸の弱いタイプの方は食べた物をなかなか栄養にすることができません。
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