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変な夢を見ていませんか?春眠暁を覚えず〜春の快眠養生法〜後編【漢方的セルフケア】
春眠暁を覚えず
一般的にはグーグー眠れる春と思われがちですが、実は睡眠トラブルが多い春。
前回は睡眠の重要性について改めてお伝えしました。
睡眠とは
『眠れているから良い』
というものでなく
睡眠の質が大切
ということをまずはお伝えしました。
今回はその続きとして
実際に睡眠の質を良くしていくためにはどんなことが大切なのか?
また
睡眠の質を低下させてしまう原因は何なのか?
ということについて深堀りしてみたいと思います。
変な夢を見ていませんか?春眠暁を覚えず〜春の快眠養生法〜後編【漢方的セルフケア】
というテーマでお届け致します。
【中医学的には睡眠の質の低下も原因は様々〜決してストレスだけじゃない〜】
前回に引き続き『春眠暁を覚えず』の時期だからこそお伝えしたい快眠のための養生法についてお届け致します。
養生法をお伝えする前にまずは
『なぜ睡眠の質が低下してしまうのか?』
その原因から考えていきましょう。
中医学では睡眠の質が低下する理由は様々と考えます。
シンプルに
「睡眠トラブル=ストレス」
ではありません。
これは以前も僕のPodcast番組に届いたご質問にお答えするnoteでも触れているテーマですが漢方では睡眠トラブルもカラダからの弱りのサインと考えます。
例えば
「心脾両虚」
と言われるような胃腸が弱く、食べたものから元気や血液を上手に作ることができずに精神や情緒を司る
「心」(しん・こころ)
にしっかりと気や血が行かなくなってしまうと睡眠の質が悪くなると漢方では考えます。
シンプルに血が不足するだけでも睡眠のトラブルが起こると漢方では考えます。
『月経前になると眠れなくなる』
という方の原因の1つはこの血の不足(血虚)だと考えます。
このように中医学ではストレスはもちろんですが、カラダの弱りから不眠になることもあるのできちんと自分の体調にあった、原因にあった、症状に合った漢方薬や養生法を活用することが大切です。
もし漢方で睡眠の質を改善したいという方はきちんと専門家に相談しましょうね。
さて、漢方的な不眠対策を大きく分類すると
「ストレス過多やカラダに余計な物がたまって上手く眠れない」のか
「体が弱ってしまい深い眠りをカラダが作れないから眠れないのか?」
このように考えます。
現代医学風に考えると
ストレスが多く交感神経が優位になってしまい体を休めようとする副交感神経にしっかりスイッチが入らないような方もいれば
病気や虚弱体質や重なる疲労やストレスなどによって体の中で 心と体のバランスをとるセロトニンがうまく作られず睡眠の質が悪くなる方もいる
このような説明も出来ると思います。
【ストレス過多もカラダの弱りも睡眠トラブルにはセロトニンの活性化が大事】
漢方では不眠=ストレス
とは考えずにカラダの弱りも原因と考えます。
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