他人からの言葉・痛み・匂い・味など〜刺激に対して過敏になるのはどんな時?心身緩めてますか?
どうも!
たまにテレビ番組でタレントさんを驚かして『ビビリ度』をチェックして笑いをとる番組をしていますが(最近やってるかは知りませんが昔はやってました)
出場したら間違いなくダントツの『ビビリ王』になる自信のある
令和のビビリ王・さわたや薬房の早川です。
#ビビり王って
同じように驚かしても驚き方は人によって面白いぐらいことなります。
ちなみに中医学ではビビるに近い感覚は『恐れる・驚く』だと思うのですがこの感情は五臓の『腎』と繋がりがあると考えられております。
恐れの『恐』という感情は物事に恐れおののくこと(おばけやゾンビが怖いなど)、『驚』とは意識せずに突然ショックを受けること(突然驚かされるようなこと)と中医学では考えます。
『恐・驚』はともに人体に対しては良くない精神刺激と考えられており、腎を損なうと考えます。
また、腎が損なわれると腎がバランスを取っている『心』も損傷して心(こころ)の不調も出やすくなると考えます。
腎は二陰(男女の生殖器・肛門)とつながっていると考えているので、恐怖や驚くと『チビってしまう』と中医学では考えます。
さて、この驚かされたときのように同じような刺激などを与えても人によって受け取り方が異なります。
今回は
他人からの言葉・痛み・匂い・味など〜刺激に対して過敏になるのはどんな時?心身緩めてますか?
というテーマでお届け致します。
『本当に痛いんですか?』と言われて激怒したお客様
全く同じことをされても人によって受け取り方、感じ方は異なります。カラダの不調の時の症状も同じような症状がおきても人によって受け取り方が異なります。
今回はこの『受け取り方の感覚』について深堀りしてみたいと思います。
なぜこんなことを深堀りするかと言うと、この仕組をちょっと知っておくだけで痛みなどを受けた時の受け取り方が異なり少し楽にすることができると思ったからです。
今回の内容が少しでも不調の緩和に繋がると嬉しいです。
さて、漢方相談でけっこう多くよせられるのが
『病院では特に悪いところが無い』
と言われたり
『たいした症状じゃない』
と言われたけども辛いのでなんとかしてほしい、というお悩みです。
以前実際にあったのですが、胃の痛みを感じて病院を受診し、薬を処方されて数日飲んでも痛みを感じるということで胃カメラを飲んで調べた所、胃の中はまったく問題なくキレイだったということ。
そうすると主治医の先生が
『胃は全く問題ないですよ。ホントに痛いんですか?』
と言われてしまい、お客様は怒りとショックで泣きそうな顔でご来店されました。
このような事例は結構多いと思います。
関節の痛み、頭痛、胃の痛みなどカラダが感じる痛みは様々ですが、検査で調べても原因がよくわからない、腫れてもいないし、炎症反応などもおきてない、けれども本人するとすごく痛みを感じる、ということがあります。
中医学ではこのような場合、症状をお聞きして痛みの原因を考えて対策を取りますが、痛みに限らず痒みなど、人間が感覚で感じる物とはすごく曖昧なものだと思います。
冒頭のびっくり度合いと同じで、痛みも同じようにハリを刺しても『まったく屁でもない』という人もいれば泣くほどいたがる人もいます。
痛みなどはもともと感じ方の違いはあるにせよ、痛みなどの受け取り方の違いは一体どこから来ているのでしょうか?
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