BtoBのフォーム最適化:5つのポイント
資料請求・お問い合わせフォームに到達しても、フォームが入力しづらければ離脱する要因になります。フォーム最適化で対応すべき5つのポイントをまとめてみました。
郵便番号を項目から削除する
資料を郵送で送ることが必須な業界なら別ですが、基本的に郵便番号は不要です。会社の郵便番号を覚えている人は稀なので、郵便番号を入力するために名刺を取り出したり、ホームページを確認したりと手間が非常にかかります。
住所を項目から削除する
資料請求・お問い合わせの後、多くの場合はメールや電話でやりとりをします。なので、資料請求の段階で住所を聞く必要がありません。「担当がエリアで決まっているので住所がないと割り振りができない」というケースがありますが、会社名や電話番号で検索してホームページを見れば、ほとんどの会社の住所はわかります。どうしても必要なら都道府県のみ選択してもらうにします。見込客には最低限の手間で資料請求・お問い合わせができるようにしましょう。
確認ページを無くす
確認ページで離脱してしまう人が実は一定数います。明確な理由はわかりませんが、完了したと思った・確認ページがあることで躊躇してしまうなどが考えられます。ECサイトであれば、確実に商品を届ける必要があるので確認ページは重要ですが、BtoBの場合多少情報が間違っていても会社名・電話番号・メールアドレスから複合的に判断すればどうにかなります。
ふりがな(フリガナ)を項目から削除する
名前のふりがなを書いてもらうパターンです。これも入力する側からすると、普段漢字で入力している名前を平仮名やカタカナに変換する必要があり手間に感じます。「名前が読めない場合はどうするの?」という点については、名前とメールアドレスの複合で見れば8割くらいはわかるし、難読名字でもGoogleで検索すればほぼわかります。
入力方法を指定しない
半角や全角の指定、電話番号に‐を入れるなど、入力ルールの指定はよろしくありません。半角でも全角でもどちらでも入力可能にすべきです。特にスマホだと入力方法を指定されてしまうと非常に面倒です。どうしても半角や全角が必須であれば、DB保存時に半角・全角に変換して保存されるようにして、見込客の手間を増やさないようにしましょう。
まとめ:とにかく見込客が使いやすいフォームに
フォームはCVに一番近いページなので、フォームによってCVRは大きく変わります。全体の流入が増えフォームの到達率が高いほど、フォーム最適化は重要です。フォームをチェックしてみてください!