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第1回 旅する米だけの酒:香川県「しっぽくうどん」
『旅する米だけの酒』記念すべき第1回です!
今回は香川県の郷土料理「しっぽくうどん」と「米だけの酒」のペアリングに挑戦します。
『旅する米だけの酒』企画説明はこちら↓
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先日、香川県へキャンプ旅行に行ってきました。
その時に、現地で食べたうどんが美味しかったので、自分へのお土産に購入しました。今回は購入したうどんを使って、香川県の郷土料理である「しっぽくうどん」を作ります。
最近はまた気温が下がっていて肌寒いので、暖かいうどんが楽しみです。
「米だけの酒」との相性はいかに・・・
いざ調理!
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ズボラなのでいつも料理するときは目分量で調味料等を入れています(笑)
今回はペアリングが目的なので、味わいを再現するためにしっかりと分量をはかって作りました。
レシピは農林水産省の「うちの郷土料理」を参考にしています。「しっぽくうどん」の歴史や由来なども記載されているので、よろしければ下のリンクをご覧ください。
「しっぽくうどん」とは?
「しっぽくうどん」は、秋から冬にかけてとれる数種類の野菜と油揚げを煮干しの出汁で一度に煮込み、ゆでたうどんの上から具材とともにかけてつくる料理で、野菜の甘みやうまみに油揚げの味が加わり、寒い季節にとても美味しく食べられる。
「米だけの酒」とのペアリングに挑戦
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やはり、うどんと日本酒の相性は◎です!
小麦の甘味に、純米酒特有のお米の甘味が合わさります。
「しっぽくうどん」は出汁の旨味に野菜の甘味などが染み出ており、温かみのある味わいでした。そこに、甘すぎず辛すぎない中口の味わいの「米だけの酒」がとてもよくマッチしました。
燗酒だとより美味しいのでは?…と思い、湯煎でぬる燗にしてぺリングに挑戦。
料理とお酒の温度帯を近づけると、口当たりがよくなり、両方の味わいがより感じられました!
日本酒は温めた方が、旨味が広がり味に深みがでるので、「しっぽくうどん」の出汁の旨味や根菜のほろ苦さがまとまって一体感のある味わいに変化しました。
※
『旅する米だけの酒』企画、今回は香川県の「しっぽくうどん」とのペアリングに挑戦しました。しっぽくうどんも美味しく、米だけの酒との相性もかなり良かったです。
次回は別の都道府県料理との相性に挑戦したいと思います。
乞うご期待!!