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被災じゃがいも。
「被災じゃがいも」
をいただいた
輪島市で畑をされている方が
被災に負けず育ったじゃがいもだからだそう
畑をされている方が
「被災じゃがいも」と言うのだから
間違いないと思う
貴重なじゃがいもです
ありがたく頂戴して
どう調理していただこうか迷った挙句
シンプルにポテトサラダにしてみた
調理しながら
被災じゃがいもを育てた方の話を思い出していた
1月1日は
輪島市で被災
道路が崩落し孤立
自衛隊がヘリで助けに来てくれたのが4日だった
お正月だったので
おせち料理など食材はあったので
食べることはできたが
一番 怖かったのが
「情報」の切断だったという
情報社会ですから
「今 どうなっているか」
というのは瞬時にわかる時代
地震によるライフラインの切断において
ライフライン=命綱
生活の維持に必要なものですが
電気 ガス 水道
そして そこには通信も含まれるそうで
衣食住に限らず
情報は「心の支え」にもなるという
考え方です
特に災害時においては
「今 どんな状況に自分は置かれているのか」
また
「誰かに自分の状況を伝えること」ができない
孤立とは
ひとりぼっち
ということなのだ
精神的につらい状況ですわ
そんな経験談を伺いながら・・・
その後ですが
今でも 被災地で畑を守られている
水がない状況ですから
おそらく水も運んで畑をされていたのでしょうか
かなりの労力があったと想像ができます
住めない家から離れ
遠路から畑で育てている野菜の世話に行く日々
「被災じゃがいも」
その方の労力がプラスされたじゃがいもです
あきらめずに野菜の世話をされた方が
どんな思いで水やりやお世話をされてきたのが
調理しながら
考えてみた
なんでもそうですが
ありがたくいただく
有り難い
と言いますが
難が有るから 有り難いと書く意味の深さを知る
というより
食べて味わう
なるべく難には遭遇したくないものですが
難に遭遇しないと
わからないこともあると思う
被災された方が当地で頑張っていることに
思いをはせる
逆に
難がないことを
無難なんでいいますよね
被災じゃがいもを調理しながら
いろいろと思いを巡らせております