子どもの表現力を上げたいと思ったことある?
国語が苦手な子がいる。
人にもよるが
漢字や単語の記憶力がめっぽう強い子もいる。
ちなみに私は国語が苦手だ。文脈の理解が苦手なところがある。
さて、記憶は得意だが、文脈の理解は苦手な子どもの表現力をあげたいと思う親は何に悩んでいるんだろうか
想像する
私のこれまでの経験から
例えば
これやそれ、あれを無意識に良く使い
「それ」が何を指してるか瞬時に分からないとき
怒る人達がいる
おそらくその人達はこれまで察しのいい理解者に、理解してもらえたのだろう。
察しがいい人達は相手の前後の状況から「それ」が何かを想像して対応している
私は時々諦めている笑面倒だから
そうすると怒られたりもする
合ってるかは分からないが
分かってもらえる、なぜ分からない?と怒る人の脳ミソには相手も私が考えていることを分かるだろうという前提がある気がしている。
これを奥平綾子さんは脳ミソの同化と呼んでいた気がする
察しが良くて先回りできてしまうと
分かって当たり前が起こる
そしてコミュニケーションがうまく行かないと 癇癪や過度激動と呼ばれるようなものが起きる
それは親にとってとてもしんどいのじゃないか
子どもの国語力をあげたいと願う親の背景には
家庭でのやりとりの平行線へのモヤモヤのストレスがあるのではないだろうか。
そうするとおそらく
表現力や文脈理解力の底上げでわが子とのトラブルが減ってほしいとなるのかもしれない
この時鍵になるのは
脳ミソの構造が違うこと
子どもは自分の考えが相手にも分かるだろう(彼らの願いは分かってほしい、理解してほしいかな)と思っている
大人は何を欲しているのかよくよく聞いてみてはじめて分かる
その労力たるや ユーモアが求められる
表現力を子どもにつけたいは
子どもとの感情のやりとりや
要求の表現の分かりにくさから来る親の真摯な願いかもしれない。
この時使えるのはおめめどうさんのコミュメモやペクスだと思う。
つまり、多数派のように空中で相手の立場に立って言葉を相手に伝わるように工夫する能力を鍛えるよりも
目で見て分かる要求などのツールを使って自分のほしいものを伝えやすくすること
相手の立場に立つ能力というのは鍛えにくいと思うが
自分のほしいものが目で見て分かる手がかりを使って表現できると
子どもは自分の気持ちが通じたとなる。
あまりうまく説明できないことを説明しようとしているので
分かりにくいかもしれない。
こどもの表現力を伸ばしたいとき
ある程度字が書ける子であれば
これがいいと思う。
「おはなしツイン」
サイズやバリエーションが他にもあるので興味ある人は試しにどうぞ。
カレンダーから始めて時間が分かることが基礎なので、スターターキットなんかもあります。
親と子の間の平行線の望みが子どもを苦しめず 親の苦労も傾聴しつつ 子どもが楽しく自分の気持ちを伝えられるように
さあて、今日は早く寝ようと思っていたのに笑
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