「”ベター”ではなく”ベスト”を追求」「人々に多様な生き方や機会を」「人は弱いままでいい、いつまでも。弱い者が手を取り合い生きていく社会こそが素晴らしい」
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「”ベター”ではなく”ベスト”を追求」
「人々に多様な生き方や機会を」
「人は弱いままでいい、いつまでも。
弱い者が手を取り合い生きていく社会こそが素晴らしい」
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皆さま お世話になっております。8月も引き続き酷暑が続き、陽気(というより熱気)を感じる日々が続いておりますがお元気でしょうか。(直近都内を中心にコロナ流行がしばしば聞かれるようになったり台風も来ているのでくれぐれも引き続きご自愛ください)
私は変わらず元気に「濃い顔」・「老け顔」・「目力」の3本柱でお送りしております。
(最近自身のキャッチコピーを作りまして「顔面濃いめマシマシ老け顔目力オバケ」としております)
(一部の方には個別にご報告しておりましたが)
2つ個人的な報告で恐縮ですが皆さまにお伝えしたいことがございます。
(直近少しバタついていた兼ね合いでこのような場でのご報告が遅くなってしまい申し訳ございません)
①
この度以前より業務委託契約という形でお仕事をご一緒しておりました人材ベンチャー企業・株式会社ログシー(https://rogc.co.jp/)(代表取締役:山田卓司)の執行役員(正式な役職としては「執行役員 人材紹介事業部 統括」)として就任する運びとなりましたためご報告申し上げます。
②
2021年8月に私が代表として創業した「Stanbyy株式会社」が本当に本当に色んな方々のサポートのおかげで2023/8/2に創立2周年を迎え、無事3期目を迎えることができました。この場を借りて心よりお礼申し上げます。いつもありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
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(以下とても長文なのでお暇な時に良ければご一読ください(本当に長くてすみません・・・要は御礼兼近況報告兼生存報告です))
<①株式会社ログシー執行役員就任について>
以前2021年8月(もしくはそれに近いタイミングで)自身の会社である「Stanbyy株式会社」の立ち上げについてご報告させていただきましたが、その後同年2021年12月頃よりログシーにとって新規事業である人材紹介事業部の立ち上げという名目で、前々職時代(楽天グループ)の元上司にあたる代表の山田より声をかけてもらいそこから約1年半の間、自身の会社である「Stanbyy株式会社」の事業運営の傍ら、「株式会社ログシー 人材紹介事業部 事業責任者」として日々事業立ち上げ〜成長〜拡大にまい進してまいりました。
「自分自身の会社運営」と「人材ベンチャー企業の新規事業立ち上げ」の二足のわらじという内容は、パッと聞くともしかしたら聞こえは良いかもしれませんが、正直色んな意味で非常にしんどい時期もあった(今思うとスタート時の見切り発車感は否めず、一言で言えば「新規事業立ち上げ舐めてたな」と、よくもまぁ何とかなったな、と心の底から思っています)中で、社内・社外問わず本当に色んな方々のサポートのおかげで、2023年8月現在においてはキャリアアドバイザー複数人や兼務スタッフ(+社外の一部業務委託スタッフ・パートナー会社様など)含めいわゆる「組織」ときちんと胸を言えるであろう事業体に成長させることが出来ました。(ログシー自体もまだ従業員30名未満の少数精鋭という組織体の中で、徐々にはありますが「一組織」として存在感を示せるようになってきたのでないかと個人的にはほっこりする毎日です)
ただもちろんまだまだ課題は山積みでやるべき/向き合うべきことも本当に多く、ある意味やっと「0→1」フェーズを超え「1→10あるいは100」に成長させていくフェーズに入ってきたのではと思える、事業としてはそんな「現在地」ではないかと個人的には思ってます。
そして今回の判断は実は自身にとっては非常に大きな決断でして、上記でもお伝えした通り「「自分自身の会社運営」と「人材ベンチャー企業の新規事業立ち上げ」の二足のわらじは非常にしんどかった」という話の中で、結論から言えば今後は「自身のスタンス」を大きく変化させようと考えております。
具体的に言えば今まで優先順位として、
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(今まで)
①自分自身の会社(Stanbyy株式会社)事業運営(メイン)
②人材ベンチャー企業(株式会社ログシー)の新規事業立ち上げ〜成長〜拡大(サブ)
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という順番だったものを
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(これから)
①人材ベンチャー企業(株式会社ログシー)の新規事業立ち上げ〜成長〜拡大(メイン)
②自分自身の会社(Stanbyy株式会社)事業運営(サブ)
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という優先順位順に変えるという判断をいたしました。
これは一言でお伝えするのが難しいのですが(なので良ければお互いタイミング見てまたお茶なりお打ち合わせなり立ち話なり美味しいご飯なりご一緒できれば嬉しいです)、簡単に言ってしまえば自身にとって「”ベター”ではなく”ベスト”を追求する」ことを考えた時に、今までの体制では追求する「限界」を感じたことが理由となります。
特に今私が向き合っている人材紹介ビジネスの領域においては、クライアントである企業(主に採用担当)の皆様、ユーザーである就職/転職活動中(あるいは検討中)の皆様双方に課題が山積しており、かつそこにソリューションを提供する事業者(業界を代表する大手企業で言えばリクルート社やパーソルキャリア社、マイナビ社など)においてもそこにきちんとソリューション提供できていないことが本当にまだまだあるなと、このマーケットに当事者として向き合った上で強く、強く感じました。
そしてそこに我々がソリューション提供、価値提供をしようとした時に「”ベターな状態”(ちょっと頑張る、くらいのイメージ)で勝負しても、究極他の既存プレイヤー(転職エージェント事業者)と何ら変わらないし、それってきっと我々の存在意義やマーケットへの介在価値はないのでは」と感じました。
逆に言えば「”ベストな状態”で勝負すれば、(大手事業者と比べても)絶対に負けないサービスを提供できるし、現状の国内の就職/転職マーケットにおいてきちんとバリューを発揮し、1社でも多くの企業、1人でも多くのユーザーに価値を提供することが出来る」と感じました。
であれば(もちろん葛藤はありましたが)一旦自身の会社運営と本事業の立ち上げ〜成長〜拡大の優先順位を(いつまでかは分かりませんが)逆転させ、まずは少なくとも目先数年間は
【【人材紹介マーケットへの価値提供に対してベストを尽くす】】
ここをやり切るために自身の限られたリソースを割いていくことが、今の自分にとってはより良い選択なのではないかと考えて今回の判断に至りました。
(特に去年個人的に最も大変な時期においては色んな意味で迷うことも多く、この選択をすることで良い意味で「迷いなく」突き進むことが出来るのではないかと考えています)
※もちろん自身の会社(Stanbyy株式会社)の事業運営も続けてはいきますが、まずは直近上記に書かせていただいた「人材紹介マーケットへの価値提供に対してベストを尽くす」をメインとし動いていきたいと思っております。
(実はあまり公言はしてなかったのですが、昨年2022年9月に宅建業免許(宅地建物取引業(不動産業)を営むために必要な免許)も会社として取得しており、すでに有難いことに知人の紹介経由で実際に売買仲介の取引もさせていただいたのですが、それを周囲に公言していなかったのは上記のような理由が大きいです)
(とはいえ自身にとって不動産領域はやはり自身が持つ”専門性”の一つですし、不動産領域においても個人的に色んな意味で感じる「課題」は多いので、何か困ったことで私が力になれることがあればぜひお気軽に相談してもらえると幸いです)
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<②Stanbyy株式会社について>
上記を見ていただくと「メインからサブになる」ということで「そもそもどうなるんだ?」と思う方も多いと思いますが、前提としてこれは「私の中のスタンス」だけの話なのでやることは特に変わりません。
ただし(諸々ご相談させていただいている方もいますが)恐らくしばらくはStanbyy株式会社の事業領域のお仕事においてはいわゆる「プッシュ型の営業スタイル」は取らないのではないかと個人的には考えておりまして、(私は残念ながら器用ではないので)引き続き色々な方のサポートを受けながら、限られたリソースの中でまずは目の前にいてくれる方、そして必要としてくれる方を全力で大事にしていこうと考えております。
(最近はChatGPI始めAIの普及によりずいぶん助けられているのでこの辺りはあくまでも断定せず流動的に行動できればと思っております)
一方、昨年2022年9月に宅建業免許を取得したことにも象徴されるように、私自身不動産業界に対する思いは個人的に非常に強いものがあります。
以前リクルート(SUUMO/不動産領域)でお仕事していた時に、当時私は(これまでの経験を活かし)大手〜準大手の不動産仲介会社様を担当させていただく機会を頂いたのですがその際に先方の上役の方に言われたことが今でも忘れられないので一部共有させていただきます。
「澤田さん、不動産業の”仲介手数料”って本当に必要だと思いますか?」
これを言われた時に全身に稲妻が走ったような感覚があったのを今でも鮮明に記憶しております。
これは業界内の話ではありますが、不動産仲介業は「手数料ビジネス」である中で以前から「仲介手数料高すぎる」「仲介手数料って必要なのか」と言われることが多くありましたし、私自身新卒時に入社したポラスグループ株式会社中央住宅ではまさに売買仲介の営業職としてこの手数料をお客様から頂戴するお仕事をしておりました。
現に今では「手数料半額」「手数料0円」などを謳う会社も多くなってきているのが実情ですし、(これはユーザーメリットが大きいと思いますが)「会社」ではなく「人」で選ぶことができる本来あるべき「エージェントサービス」に限りなく近いサービスも出てきております。
当時の私は残念ながらとても未熟で(恐らく)はっきりとした答えをその場で返すことは出来ませんでした。しかし私は今それに対してこの場を借りて胸を張ってこの質問に答えることが出来ます。
「”プロ”として適切な対価をもらうのは当たり前です。そしてもしそこに迷いがあるのであれば御社がその対価に見合うサービスを一人でも多くのお客様に提供ができるよう一層磨き込みをかければ良いと思うしなんなら私も全力でサポートします」
引き続きこのような思いは変わらないのでぜひ何か不動産のこと、不動産業のことで何か私が力になれるようなことがあればいつでもご相談いただければ幸いです。
そして2年前の2021年8月、「Stanbyy株式会社の創業」においては私個人としてある強い思いを持って創業を決断いたしました。
それは
「私がこのどん底(実は個人的には結構どん底でした)から這い上がり一社会人・一経営者として真っ当に社会の役に立つことができれば、そして私自身が胸を張って心の底から笑って生きていれば、きっとそれ自体が周囲の方々に対しての最高の恩返しになるし、そしてきっと(雀の涙程度でも)どこかにいる誰かの何かのヒントになるのかもしれない」
という思いです。
2021年はコロナ真っ只中でしたし、世の中の企業の倒産も相次ぐ中で「会社を起こす」という判断については正直色んな方から反対されました。(法人登記を担当いただいた司法書士の先生にすら「”開業”ですか。久しぶりですね」と言われました)
それでも「やる」と決めたのは上記のような思いがあったからです。
(言ってしまえば親にも反対されましたし、ある程度”食える”ようになった今でも応援はしてても恐らく心から賛成はしていないと思います)
本当に本当に直接間接問わず色んな方に助けていただき救っていただきましたし、改めて振り返ると今まで色んな方にかけていただいた言葉や見せていただいたお姿が「今の自分」というものを形成しているなとしみじみ感じております。
ここで私が尊敬してやまない故・志村けんさんの師匠である故・いかりや長介さんの名言を一つ。(急にどうした)
「人は弱いままでいい、いつまでも。弱い者が手を取り合い生きていく社会こそが素晴らしい」
当時のこの私の無謀極まりない判断を、そして私の人間的弱さをいつも受け入れてくださった方、認めてくださった方、応援してくださった方、この場を借りて心より御礼申し上げます。本当に感謝しておりますし、今後ともよろしくお願いいたします。
改めてこの気持ちは引き続き大切にしながら初心、そして感謝の気持ちを忘れず少しでも「恩返し」「恩送り」できるよう日々のお仕事に励んでいきたいと思っております。
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暑苦しいかつ大変な長文失礼しました。
(ちなみに)
お仕事のことばかり書いておりますが、私自身これまでのキャリアで学んだことを活かし、
色んな意味での
・オンオフの切り替え
・ワークライフバランス
・ウェルビーイング
といった要素については上記と並行してかなり追求しているつもりでして(上記だけ見るとバタバタしている?ように見えるかもしれませんが)
普通に平日最低6時間・土日8時間は必ず寝てますし、余暇の時間においても大切なものを大切にしたり、自分の大切な人たち/好きな人たちと好きなことを存分に楽しむ日々を送っております。
なので是非涼しくなってくる秋以降にでもコロナもある程度落ち着いてきたタイミングということもありますし、お互いの近況報告やお疲れ会兼ねてまたお茶なりお打ち合わせなり立ち話なり美味しいご飯なりご一緒できれば嬉しいです。
(というか色々聞きたいし話したいので特に直近会えてない人はマジで行きましょう)
取り急ぎご報告まで。引き続きましてどうぞよろしくお願いします。
(※写真は7月に旅行で立ち寄った袋田の滝(茨城県)で撮った写真です)