病むときは、Billie Eilishを聴くに限る。
今や、世界的大スターの彼女だけど、過去には毎日泣いていた時期があったり、実はコンプレックスまみれだったという。
(Billie Eilish : 19歳。米国シンガーソングライター)
なぜ、心を打つのか?
『bad guy』を、一度は聞いたことがある人も多いと思うが。その重低音の響きや、MVでの生々しさは、初見だとちょっと引く。
触れてはいけない、異質なもの。あえて普段は見ないようにする部分を、えぐり出されてしまうようで。
しかも、歌詞も強烈。
メロディは明るくて、透き通った掠れ声も素敵なのに、歌詞では
「all the good girls go to hell」や「恋人を殺した」など、闇を感じることばが並ぶ。
ギョッとする表現もあるかもしれないが、むしろ
その闇を堂々とあらわにする姿から
自分の中にある、病み病みの暗い部分も
ビリーなら、わかってくれるんじゃないか。
という気がして、意外に聞いている心地がいい。
ギャップ。
彼女のInstagramを見ると、さすがアーティストという、洗練されたカッコいい投稿もあれば
飛び跳ねたり、げっぷしたり、お尻をフリフリしたり、バカ笑いしたりするような姿もある。
そんな天真爛漫でキュートな彼女が、あんなにダークな曲を作っていて、深い闇に沈むこともあるなんて。
それを知ると、おんなじ人間としてほっとする。というか、気張らなくてもいい感じがする。
めっちゃ明るいアッパー系とか、アイドルの曲とか、
某dynamiteとか、ちょっとしんどい時あるしね。
誰とも、闘わない。
他人のsnsをみて、げんなりすることはあるけれど、彼女の醸し出す空気感は、不思議で。
snsや曲に触れていても、良い意味でなんとも思わないし、安心感があるのだが。
それは、彼女が
誰とも闘っていないから。
だと思う。
可愛くて性格も素敵で、世界的な大スター。そんなものを持っていながらも、他の人みたいに
「見てみて私!!」という感がない。
それってやっぱいいよなあ、と思うし
私とは正反対だな、とも思う。
だから
土俵にあがらないフィールドに行きたい。
私もそんな発信がしたい。
と、思う。
…
いつかはね。
Duh,
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