大人になってから性格を変えるためにすべき「たった一つ」のこととは
■大人になってから性格を変えるには?
「人前で緊張してしまい、思うように話せない。」
「どうしていつも自分に自信が持てないんだろう。」
「落ち込みやすく、ポジティブな気持ちが続かない。」
この記事はそんな「自分を変えたい」「性格を変えたい」という悩みを抱えた方に大人になってから性格を変えるための方法を心理学の知見に基づいて、お伝えします。
ではさっそく始めましょう。
この記事の構成
この記事は前半と後半の二部構成でお届けしています。
前半部分は、主に理論編です。
「大人になってから性格を変える」ための具体的な方法に関して、心理学の知見から解説しています。
これを読むだけでも「性格を変えたい」「自分を変えたい」という方にとって、
性格を変えるためにすべきこと
性格を変えるための心理学的なメカニズム
これからどんなことに取り組めばよいのか
が明確になり、大人になってからでも性格を変えるための指針が得られるでしょう。
そして後半は実践編として、前半の理論を踏まえて、さらに踏み込んで解説していきます。
まず、ご自身の性格傾向を心理テストを用いて把握してもらいます。
そして、その結果を踏まえて「性格を変えるためにはこれがおすすめです」という具体的な提案を、心理カウンセラーの立場からいたします。
つまりこれを読むことで、「性格を変えるためには何をすべきか」が明確になり、明日からすぐにでも、性格を変えるための一歩を踏み出すことができるようになります。
ただし、後半は個別具体的な内容にもなりますので、有料としています。
前半部分だけでも十分にお役に立てるように気合いを入れて作成しましたので、後半部分は興味のある方だけ、お申し込み下さい。
■大人になってから性格を変えるための具体的な方法
どうやって大人になってから性格を変えていくのかというと、行動を変えることから始めます。
行動を変えることで、性格は変えられるのです。
実は性格とは、心理学の研究によればおよそ半分は遺伝的に決まるとされています。
言い換えると、残りの半分はその後の環境や経験など、後天的に決まるのです。
子供の頃は親兄弟からの影響
成長したら友人関係による影響
その他の人間関係による影響
本やテレビなどによる影響
これらの後天的な要因によって、様々な「価値観」や「考え方」に触れながら性格が形作られます。
ですので、その後天的な部分を変えるために、行動を変えていくのです。
これまでと異なる行動を取り入れていくことで、大人になってからでも性格は変えられます。
■性格傾向によって、行動は変わる
心理学の研究では、性格は5つの特性(因子)に分類されます。
(ビッグファイブ理論といいます)
外向性:社交性やまわりの物事への興味関心の強さ
開放性:好奇心の強さや想像力の豊かさ
協調性:周囲の人達への共感力や思いやりの強さ
誠実性:セルフコントロールの強さや責任感の強さ
神経症傾向:ネガティブな刺激に対する反応の強さ
この5つの特性の高低や組み合わせが、個人個人の性格傾向や行動、振る舞いに影響していると考えます。
例えばこれらの性格特性の中で…
「神経症傾向」が高い人はストレスや不安に敏感で、感情の波が激しい傾向があります。
↓
そのため、人とのコミュニケーションにおいて不安を感じやすくなり、消極的になりがちであったり、反対に必要以上に攻撃的な言動や振る舞いをしてしまうといった、行動面への影響が生じます。
あるいは「外向性」が低い人は他人との交流を避けがちで、一人で過ごすことを好む傾向があります。
↓
そのため、社交的な場面で消極的になりがちであったり、必要以上に内省的になり、他人とのコミュニケーションを避けるといった行動面への影響が生じます。
このように、個人個人の性格特性によって、行動傾向は影響を受けます。
■行動によって、性格も変わる
そして実は、興味深いことに、
性格傾向→行動に影響する
という一方通行なのではなく
行動→性格傾向に影響する
ことも、心理学の研究でわかっています。
だからこそ、生まれつきの性格特性全体を変えることは出来なくても、行動を変えることで後天的に身についた性格は変えていけるのです。
そもそも、本質的に遺伝的に備わった性格傾向が変わらなくても、日頃の行動や振る舞い、物事への考え方が変われば社会生活は変わりますし、十分にメリットもあります。
上の例で言えば、仮に外向性が低いままだったとしても、今までは一人の時間を好んでいた人が積極的に人と関わるようになれば、生活面への変化はありますよね。
このように、性格が変わらなくても行動が変われば、社会生活に影響はあります。
■行動変化と性格変化の相互作用
それと同時に、行動が変わればまわりからの印象も変わります。
あなたがこれまでと違う行動をすることで、「あの人、最近変わったよね。前より積極的になったよね。」などと見えることがあるでしょう。
そうすることで、あなたに対するまわりからの評価が変わり、「最近、変わったよね」などとポジティブなフィードバックを受けると、あなたの自己評価が影響を受けるのです。
もうちょっと具体的にお伝えしましょう。
例えば、Aさん。
もともとは「自分は◯◯が出来ない」などのネガティブな自己評価を持っており、そのため人間関係には消極的で、人を避けがちだったとします。
でもAさんは一念発起し、頑張って行動を変えました。
自分からあいさつをしたり、進んでねぎらいの声を掛けるなど、今までよりも積極的に人と関わるようにしました。
その結果、同僚や上司から「なんだかAさん、最近変わったよね。前より積極的になったよね。」といったフィードバックがありました。
それによりAさんは「自分は◯◯が出来ない…と思ってたけど、頑張れば変えていけるのかも。」と新しい考え方を持つことができるようになりました。
そうすることで、「今までは◯◯が出来ないと思ってたけど、今度また出来そうなときがあったら、挑戦してみようかな」などと、新しい行動の選択肢を取ろうとする気持ちも湧いてくるのです。
このように、行動を変えることで他者からの評価が変わり、それに伴って自己評価が変わります。
そしてそれにより、さらなる行動のレパートリーも増えるのです。
これが行動変化と性格変化の相互作用であり、そこに生じる好循環です。
このような繰り返しにより、これまでは「自分は◯◯が出来ない」という信念があったとしても、「自分も◯◯できるかも」と、変えていけるのです。
前半のまとめ 大人になってからでも性格は変えられる
この記事では「大人になってから性格を変えるには」に関して、心理学的な知見に基づいて解説してきました。
結論としては、行動を変えることで性格は変わります。
これは大人になってからでも、十分に可能です。
行動を変えることで、周囲からのフィードバックが変わり、自己評価が高まります。そして、自己評価が高まることで、さらに新しい行動にチャレンジしやすくなるのです。
このように、行動が変わることと性格が変わることには相互作用があり、好循環を起こせます。
つまり、
行動を変えることで性格を変えていける
のです。
大人になってから、性格を変えたいとあなたが思っていたら、ぜひ「行動」を変えていきましょう。
そして人生を変えていきましょう!
後半に入る前に…
後半は実践編として、ここまでの内容を踏まえてさらに踏み込んで具体的な内容を解説していきます。
まず、ご自身の性格傾向を【無料の心理テスト】を用いて把握してもらいます。
そして、その結果を踏まえて「性格を変えるためにはこれがおすすめです」という具体的な提案を、心理カウンセラーの立場からいたします。
つまりこれを読むことで、「性格を変えるためには何をすべきか」が明確になり、明日からすぐにでも、性格を変えるための一歩を踏み出すことができるようになります。
ただしこの先は有料となります。
本気でご自身の性格を変えたい、自分の性格に向き合いたいと思っておられたら、ぜひお申し込み下さい。
もちろん、申し込まれるか、このまま引き返すかは、あなたの自由です。
一歩踏み出す決心をされたなら、私は精一杯応援いたします。
それでは、以下の続きでお待ちしていますね。
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