植川悠

マキナ株式会社 代表取締役。 IRU(https://iru.app/)Savetim…

植川悠

マキナ株式会社 代表取締役。 IRU(https://iru.app/)Savetime(https://savetime.jp)などコミュニケーションツールを運営しています。

最近の記事

BtoB SaaSのオンボーディングがハイタッチになってしまう6つの理由

「ハイタッチのオンボーディングはもう限界なのでテックタッチが必要!」という話題は、多くのカスタマーサクセスチームにおいて共通の課題で、「◯◯社では✕✕をテックタッチ化した!」といった事例もCS Hackにおいて多く共有されてきたところかと思います。 しかし、すべてのハイタッチ・オンボーディングは等しくテックタッチ化への道を歩めるのかというとそうでもないのが現実だと思います。実際には、ハイタッチが求められている根本的な理由自体が非常に多様であり、その理由に応じて「何をテックタ

    • BtoBカスタマーサクセス「5つの課題」と解決法

      日本ではカスタマーサクセスという職種はまだ発展途上であり、豊富な経験をもった方が多くはいないため多くのカスタマーサクセスチームが同じような課題に直面していると思います。 今日は、BtoBのカスタマーサクセスにおいて起きている5つの課題をご紹介し、その課題に対してβ版を提供しているVitalがどのように解決策を提供しようとしているのかを書きたいと思います。 1.ヘルススコアの運用に失敗し形骸化する 多くのカスタマーサクセスチームがヘルススコアの運用に取り組みながらも、業務

      • BtoB SaaSのリリース直後にユーザを理解するためにやりがちな失敗

        今日は、BtoB SaaSのプロダクトにおける初期の検証段階で「ユーザを理解するために起きがちな失敗(と、乗り越え方)」について書きたいと思います。自分自身いくつかのBtoB SaaSのプロダクトをリリースして数多くの失敗をしてきたので、私の失敗談だと思って読んでいただければと思います。 製品が提供する課題解決とズレたユーザを獲得してしまう リリース直後のプロトタイプを試してくれたユーザ企業に対して「インタビューが取れない」という場合があります。「きっと相手は忙しいのだろ

        • IRUを使ったリモートワークに1日密着してみた

          オフィスで働いているかのようにリモートワークができるコミュニケーションツールIRUのベータ版を8月の下旬にリリースして、色々な企業さんに使っていただいています。 今日はIRUを使ったリモートワークの具体的なイメージをお伝えできればと思い、とある60名くらいの企業さんでIRUを使ってのリモートワークに朝から夜まで1日密着してみましたので、その様子を紹介してみます。 IRUを使ったリモートワークの具体的なイメージを持ってもらえたら、ぜひIRUを試してみてください。 ※社員さ

        BtoB SaaSのオンボーディングがハイタッチになってしまう6つの理由

          リモートワークのこんなコミュニケーションはつらい

          前回のノートでも少し触れたのですが、リモートワークになった多くの企業さんで様々なコミュニケーションの課題が生じていると思います。 私自身が経験したことも色々ありますし、リモートワークの課題を解決するサービスを立ち上げるために50人ほどインタビューをさせて頂いた結果、「なるほど…リモートワークだとそういう課題があるのか…」と思い知らせたことも多々ありました。 そこで、今日は「リモートワークの困ったコミュニケーションあるある」を若干煽り気味で綴ってみたいと思います(コロナ渦で

          リモートワークのこんなコミュニケーションはつらい

          リモートワークでもオフィスにいるように会話をしたいと思って IRU をつくった話

          弊社でも3月頃から完全にリモートワークになり、オフィスも解約して少しづつリモートでの仕事に慣れてきました。リモートワークに慣れていく過程で、課題だと思っていたことを起点に新しいサービス IRU をつくってみているので、今日はその背景を書いてみたいと思います。 社内のコミュニケーションはどう変わった?リモートワークになって社内のコミュニケーションはどう変わったでしょうか?非常にざっくりとコミュニケーションを4つに分けてみます。 横軸にカジュアル/オフィシャル、縦軸にテキスト

          リモートワークでもオフィスにいるように会話をしたいと思って IRU をつくった話

          リモートワークで生産性を上げるツール18選

          こんにちはSavetimeの植川です。 新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)の影響によって、多くの企業がリモートワーク(在宅勤務、テレワーク)を既に行っていたり、検討していると思いますが、リモートワークは「生産性を下げてでも、感染拡大を防止するために仕方なく導入するもの」と捉えられてしまっている場合が多いと思います。 でも、リモートワークだからこそできる工夫で、逆に生産性を上げられるとしたらどうでしょう。今回は、リモートワークにおける「チーム内のコミュニケーション」

          リモートワークで生産性を上げるツール18選

          Web会議・ミーティングで成果を出すための単純だけど本質的なこと

          こんにちは、Savetimeの植川です。世の中の状況に合わせて「SavetimeもZoom連携しましたよ」というご案内をちょっと遠回しに書いてみたのでご笑覧ください。 2016年くらいから徐々にZoomの名前を聞くようになり、「大体のミーティングはオンラインで良い」と考えるアーリーアダプターも増えてきた印象がありましたが、今回の新型コロナウィルスによるリモートワーク推進によってWebでのミーティングを前提にする傾向が決定的になりましたね。Webミーティングの品質はこの間に劇

          Web会議・ミーティングで成果を出すための単純だけど本質的なこと

          仕事時間の何割がミーティング!?

          こんにちは、Savetime(セーブタイム)の植川です。 Savetime(セーブタイム)は、会議・ミーティングを改善するサービスですが、解決したい問題としてまず真っ先にあがるのが、「会議・ミーティングが多い」です。 特にマネジャーの方であれば、誰でも自分のカレンダーを見て「会議・ミーティングが多いなぁ…」と思ったことがあると思います。 会議・ミーティングが多いとコストが嵩むだけでなく「残業時間の抑制が難しくなる」「意思決定が遅くなる」「必要な会議室数が増える」などドミ

          仕事時間の何割がミーティング!?