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夏こそ、かかとケア

乾燥のせいか、冬になるとかかとが割れるという人は多いだろう。
かかとケア用クリームなどの広告は冬場によく見かける。

しかし、夏こそ踵のケアをしっかりするべきなのではないだろうか。

エスカレーターで目の高さにあるもの

エスカレーターを登っている時、階段を登っている時。

夏になると、サンダルを履いた人の踵(かかと)が目の高さに来ることがある。

可愛いサンダルを履いたり、素敵なペディキュアを施したり、足のおしゃれも楽しいこの季節だが、踵が白くひび割れている人をよく目にするのも、今の季節だったりする。

最近はミニ丈の服もトレンドになりつつあるが、緩めのシルエットやロング丈のトレンドが長かったせいか、脛から下のケアをすっかり忘れてしまっているという人もいるのではないだろうか。

私自身、「踵なんか誰も見てない」と思っていて、乾燥する季節以外は脚にクリームを塗る習慣があまりなかった過去を持つ。
サンダルを履くときはペディキュアを楽しむが、踵の方は「後ろだから見えないだろう」と、たまにケアする程度だった。

その皺寄せは分厚い角質と、谷のように深いひび割れへと繋がっていったのである。シワなんかじゃないよ、谷だよ谷。

寝る前と起き抜けの習慣

踵用に軽石を買ったこともあるのだが、痛いしあまり長続きしなかった。
全身使える角質除去用のボディスムーザーを主に使用するが、それを使うだけではちょっと物足りない気がする。

高価なクリーム類もあるが、これ以上ボディケア用品を増やしたくない私は、手に使うハンドクリームを踵にも使っている。

枕元に翌日着る服をセットするとき、ハンドクリームも一緒にリビングから移動させる。ミニマルな生活の鉄則、寝室用に新しく買ったりしない

寝る前に脛から踵までしっかり塗り込み、朝起きたら再度同じようにハンドクリームを塗り込む。

この習慣を続けたところ、冬の一番乾燥している時期も「踵が割れて痛い」という事態にならずに済むようになった。
体質もあるかもしれないが、私には高価な踵用の保護クリームではなく、ハンドクリームの継続的な仕様で十分だったようだ。

頂き物で増えてしまったハンドクリームや、ちょっと香りが苦手なハンドクリームも消費もできる。

夏こそ、踵ケア

専門のお店でフットケアをしてもらうのもきっと気持ちが良いだろうし、気分が上がるだろうなぁとは思う。
けれど継続して通うのは経済的にちょっとしんどいし、「通い続ける」ということが段々面倒臭くなりそうなので、私には向いていない気がする。

一年中ハンドクリームを脚に塗り続けることでこれだけ綺麗が保てるなら、このままこれを続けていけば良いか、と思い、毎朝毎晩の習慣に「ハンドクリームを塗る」を組み込んで生活している。
今のところ不満はない。


夏こそ、踵ケア。
一年中美しい足で、気分良く生活したい。

励みになります。