ファッションを捨てられないミニマリストの、ファッション誌の読み方
AWの季節ももうすぐ終わる。
2月になれば暦の上では春になるし、今のうちに冬のファッションを目一杯楽しんでおきたい。
冬物、これ以上増やしたくない問題
冬物は嵩張るものが多い。
ニット、コーデュロイ、コートの類はどれも大きいし重いし、だーーーい好きなファーのアイテムはふわふわモコモコ、それはそれは場所を取る。
カットにシャツ、ニット、カーディガン、手袋やマフラーなどこの季節にしか身につけないアイテムも沢山ある。
冬物はこれ以上増やしたくないのだけれど、なんだかもう冬物のコーディネートがマンネリ化してきている…
この時期になるとそんな悩みを持ち始める人も出てくるのではないだろうか。
私が手持ちの冬物に「ちょっと飽きた」時にすること、それはファッション誌を購入することである。
ふらっとウィンドウショッピングに出かける前に、まずファッション誌を手に取る。
少しずつ春に近づいてきているこの時期、冬物ではあっても色味や生地感に明るさや軽さが見られ始める。
色の組み合わせが「真冬」ではなくなっている。
まだまだ続く寒い時期、新鮮さを足してくれるのはどんな組み合わせだろうか。
できる限りモノは増やしたくないけれど、変化が欲しい。
ファッション誌は、こう読む
雑誌を読むときのポイントは3つある。
まずは全体をざっと読む
ペラペラとめくって、特集されているアイテムや色使いなどを「眺める」。気になったページを先に読む
1週間コーディネート企画が面白そうだなと思ったらそこから読んだり、美容コラムに気になるワードがあったらファッションは飛ばしてビューティから攻める。最初から全ページじっくり読む
気になるアイテムがあればネットで探したり、この組み合わせ良いなと思ったら付箋を貼ったり。
付箋を貼っておくのは本当におすすめ。お風呂上がりに、休日のゆったりタイムに、何度も雑誌を開いて何度も見る。
付箋を貼ったページを比較すると、自分が目指す姿や欲しいモノが明確になり、無駄な買い物をしにくくなる。
あまりにも良いと思ったら切り抜いて手帳に貼ることもあるけれど、「これ良い!」と思ったものでも1週間後に見直すと「やっぱりないわ…」と気分が180度変わることもあるので、切り抜くときは熟考してからの方が良い。
雑誌はシーズンの始まる直前と中盤くらいに購入することが多い。
SNSは便利だけれど、やっぱり紙の雑誌には敵わないのではないかと思う。
モデルの着こなしはもちろんだが、ページレイアウト、フォント、配色使いなど流行のデザインに自然に触れることができる。服飾以外の美容コラムや生活情報など、季節に沿った内容がこれでもか!と一冊に詰め込まれているファッション誌は、ファッションだけでなくデザインと情報の宝庫だと思う。
付箋を使って自分の好きなファッションや欲しいアイテムを可視化・明確化し、何度も繰り返し見ることで精査していく。
見ているだけで飽きてしまうアイテムも沢山ある。逆に何度見ても「可愛い」「素敵」「こういうファッションをしたい」と強く思うモノ、この工程を経て「やっぱりこれが欲しい!」と生き残ったアイテムやファッションこそが、本当に欲しくて必要なモノなのだ。
本当に欲しくて本当に必要なモノを、少しだけ。
物欲にまみれ、厳選されずに直感で買ったものばかりが溢れたファッション地獄は、もうこりごりである。
今月のおすすめ雑誌
今月のおすすめファッション誌はこちらの2冊。
表紙の色使いがとんでもなくおしゃれ。
FUDGEは定番アイテムの使い方が本当に上手で可愛い。
ストリートスナップの号なんか、もう最高である。
今月号は色の組み合わせがどれも可愛くて、これからの季節の配色の参考になる。
ファッションもだが、ページレイアウトが洗練されていて好き。
お店に行けば今買えるアイテムが沢山掲載されていて現実味がありつつ、攻めたファッションを着こなす美しいモデルたちを眺めて「素敵〜〜〜」と夢のような気分を味わうこともできる。
ファッションは半分夢のようなモノ。
今月号は特に現実と夢のバランスが良い。
冬のファッションは、今のうちに目一杯楽しんでおけ!
AWファッションが大好きである。
単純に、1回で身につけるアイテム数がSSよりも多い。
側(コート)と中(コートの中)でファッションを2倍楽しめる。
夏になったらトップスは1枚しか着られないからね?
シアー素材のタートルネックにニットカーディガンを重ねて、さらにコートを着てマフラーの色味で遊ぶなんて贅沢、できないからね??
冬のファッションを、今のうちに目一杯楽しみましょう!!
当記事のリンクはAmazonアソシエイト・プログラムを利用しております。