とらやが好きだ
ようこそおいでくださいました。
前回の記事からだいぶ間が空いてしまいました。
書きたいネタは色々思いつきながら、なかなか文章に向き合える時間が取れず(言い訳)noteからざざざーーーと遠ざかっていました。
間にあった色々なネタは、またおいおい綴るとして(多分)今日は好きなもののことを書きたいとおもいます。
唐突ですが、私はとらやが大好きです。
昔、実家にいたとき、甘味大好きな父の元へ、お中元やらお歳暮で必ずひとつは入っていた、とらやの羊羹セット。
小さい頃の私にはまだその良さを今ほど気づけずにいて、特に大きい羊羹は一度開けると早く食べ切らなくてはいけなくて、夕食後に食べるおやつにバクバク食べる父をみてはひいてました。
しかし大人になって、とらやの凄さをひしひしとひしひしと(大事な事は2回言う)感じています。
デパートには必ず入っている、誰もが知ってるとらやさん。特に年配の方への手土産に持っていって間違いがありません。
お菓子の素晴らしさはもとより、
ここ数年、アンペースト(アンペ)にはじまり、ブルーボトルとのコラボなど、新しいことへの挑戦というか、若い人達をも巻き込み、わたしが言うのもなんですが、老舗という立場にあぐらをかかない、守りながら攻める姿勢にグッときます!
私は赤坂とらやと御殿場のとらや工房が好きでして。
特に御殿場のとらや工房は季節毎に訪れるくらい好きでして。
まあ赤坂という東京がちと苦手なのもありますが。
あの洗練された空間、木の匂い、どら焼きの皮を焼いている職人さん(ずっと見てられる)をみて、この歳でも弟子入りしたいくらいです。
中でも日曜日限定の赤飯大福は絶品で、それ以外の季節のお菓子も、緑豊かなお庭、木をふんだんに使用した内装、暖炉、木のかまちで誂えている天井高めの店内は深呼吸したくなります。
工房も丸見え、製造工程で使う箱もきれいに整列されており、スタッフそれぞれが役割を分業され、無駄のない仕事ぷりも本当に気持ちよく素晴らしいです。
売り場のスタッフも職人さんと同じ服装で統一され、まさに工房。
働いてみたい職場No. 1であります。
というか、住みたい!
しかし、これまた数年前、マツコデラックスさんの番組で紹介されてから、めちゃくちゃ混むようになりました。。悲しみ。
そのためか座席も増設されました。(こちらも趣良き)
レジまでは並びますが、皆さんお茶とお菓子を軽くいただく方が多いので、席は比較的空きやすいです。
でもわたしは毎回気づくと2時間は居ます。
はい。迷惑ですよね。
でもそれくらい気持ちがいいんです。
そして本当は教えたくないのですが、季節のお食事(御殿場店は軽食)がとてもおいしいのです。滋味深く、体に沁みるーーー。
ああああ。とため息がでるばかり。
やっぱり大好きだ!と毎回思ってしまいます。
子が産まれる前はデパートの菓寮もよく利用していて、1人で買い物にきた際にふらっと入ってお腹が空いてる時はきな粉餅でしっかりと、脳を休ませる為糖分補給する時はあんみつやお汁粉を選んでいました。
どこで食べても接客が素晴らしく、本当気持ちが良い。
そしてやっぱりあんこが美味しい。
老舗ってやっぱりすごいよね、と目を閉じて、うんうんとうなづきたくなります。
先日の雨の日曜日、なんだか疲れていた私は栗おこわがどうしても食べたくて、娘から家人にお願いしてもらって、ビューンと御殿場まで行って参りました。娘もおこわが好きなので栗おこわに小躍りしながら食べました。気づいたら毎年栗おこわここで食べてるかも。
一人前食べてしまう娘の成長を毎年ここで感じております。美味しいものは年齢問わず美味しいですよね。
そうそう、赤坂とらやがリニューアルした当初、颯々メンバーで行きました!
一階で歴代の季節のお菓子の絵と説明がずらっと書かれてある展示を見学した後(これがまた素晴らしかった!!)その時はみんなであんみつを食べました。
いつ行っても、何度食べてもおいしい。
やっぱりとらやは最高です。
あ、全然茶道と関係ない。。。まいっか。
それではまたお会いできますよう。
追記
御殿場のとらや工房さんのお隣にある旧東山邸、こちらも季節毎に訪れたい素敵な場所です。ご興味ある方はぜひそちらも覗いてみてください!素晴らしいお庭と茶室もあります!笑
宗寿