印刷からSaaSへ。UXリサーチャーとしてサイボウズに入社しました!
みなさん初めまして!
2021年6月に、中途採用でサイボウズに入社したサイトウユウタです。
デザイン&リサーチというチームでUXリサーチャーをしています。
本当は入社直後に書こうと思っていたのですが、kintoneを触るのが楽しくて、気がついたら3ヶ月経っていました。
今更な気はするけど、憧れの入社エントリというものを書いてみようと思います。せっかくだしね。
UXリサーチとの出会い
サイボウズに入社する前は、新卒で入った印刷会社で6年間働いていました。
ただ、僕のキャリアは印刷業界の人間としては少し特殊で、主にデジタルマーケティングのお仕事をする部署に所属していたので、印刷会社にいるにもかかわらず、印刷のお仕事には一度も携わったことがありません。笑
仕事内容をもう少し具体的にいうと、WEBサイトの制作やモバイルアプリ開発の企画やディレクションが主な業務でした。
そんなお仕事をしていく中で、いつからか「UX」という言葉をチラホラと聞くようになっていました。「また頭の良い人たちがよく分からない言葉使ってるなぁ」と最初は斜に構えて見ていましたが「なんだかよくわからないけど、役に立ちそうだし、勉強してみるか」と思い、UXの門戸を叩きました。
このとき直感に従って動いた自分を褒めたい。
ただ、社内にこの分野に詳しい人がいなかったので、ほぼ独学。
本読んで、note漁って、ググってググって、実戦で試す、の繰り返し。そんな日々でした。
この辺を読んだりとか、
すでにUXリサーチャーとして活躍されてる方のnoteを参考にしたりしてました。
そしたらいつの間にか「HCD(人間中心設計)スペシャリスト」という資格も取れちゃったりして、自分の中で少しずつ身についていった感覚がありました。
UXリサーチのスキルを高めるべく、転職を決意
そうしてUXデザインのお仕事をしている中で、「UXリサーチのスキルを高めたい!」と強く思うようになりました。
「いや、そもそもUXリサーチってなに?」という方もいらっしゃると思います。というか、そんな方がほとんどだと思います。UXリサーチはまだまだマイナーな存在です。
説明すると非常に長くなってしまうのでそれはまた別の機会にさせて頂くとして、ざっくりいうと、UXデザインの手法の一つで、ユーザーを理解するための取り組み、という感じでしょうか。
良いデザインを行うことは当然重要。でも、良いデザインを作るための材料や根拠も同じくらい重要です。僕たちの想像力には限界がある。だから、ユーザーを知ることはすごく大事。
ユーザーの課題が見えにくくなる中で、UXリサーチの重要性はより増していくだろうと思いました。
あとは、シンプルに人の話を聞くのが楽しい、というのも理由です。
また、前職はクライアントワークで、幅広い業種に関われることは非常に魅力だったのですが、次は特定のプロダクトにどっぷり深く関わってリサーチしたい、と思い事業会社で、UXリサーチを専任で出来る環境でお仕事をしたいと思い、転職を決意しました。
サイボウズとの出会い
じゃあどこに転職するの、という話ですが、そもそも「UXリサーチャー」という職種で募集してる企業なんてほとんどありません。なので、この時点でかなり絞られます。
そんな中でエージェントの紹介を受けたのがサイボウズという会社。
サイボウズという名前こそ知っていたものの、どんな会社なのか、どんなプロダクトを持っているのか、全然知りませんでした。強いて言えば、なんか新聞広告で話題になってたなーというくらい。
でも、「UXリサーチャー」というポジションで募集がされてるし、自社サービスを持っているし、ということで、そこからサイボウズのことを調べました。
ちなみに、サイボウズのオウンドメディアであるサイボウズ式はめっちゃ面白い記事たくさんあるので、働き方とかに興味ある方は、ぜひ覗いてみてください。
サイボウズに入るなら、いま、このタイミングしかない
サイボウズは「チームワークあふれる社会を創る」というビジョンを掲げ、グループウェアを開発している企業です。
それだけでなく、チームワークあふれる社会を創るために、働き方改革を推進したり、自社メディアで情報を発信したり、組織作りのコンサル事業をしたりと、さまざまな手段で社会のチームワーク向上に努めています。
グループウェアは、働く上での土台となるもの。そんなプロダクトのUXに関われるのは、非常にやりがいがある。
そして、昨今の社会状況により、人々の働き方が大きく変わってゆく中で、サイボウズに入社するなら今しかないと思い、サイボウズに応募したところ、ありがたいことに書類選考、一次面接、二次面接、そして最終面接を経て、内定を頂きました。
なんと言っても印象的だったのは、今回の転職活動で受けた全ての面接の中で、圧倒的に面接の雰囲気が良かったことです。
もちろん、雰囲気が良いからといって、それが必ず良い会社だとは言い切れませんが、なんというか「サイボウズらしい人たちだなぁ」と思ったし、「自分に合ってるかも」と直感で感じました。
それと余談ですが、一次面接の面接官が自分と同姓同名のサイトウユウタさんだったのは、もはや運命を感じざるを得ませんでした。「名前一緒ですね笑」から始まる面接、後にも先にもこの一回だけでしょう。
印刷会社からSaaS企業へ
というわけで、約2ヶ月の転職活動がおわり、6月1日付でサイボウズに入社しました。
初めての転職で、しかも異業種。さらに印刷とSaaSという真反対(?)の業界に来てしまったので、最初は文化の違いに圧倒されていましたが、今は段々と慣れてきました。
何より驚いたのは、入社前とのギャップがほぼない、ということ。
サイボウズが各所で紹介している諸制度などは、全てしっかり運用されています。制度はあるけど形骸化して機能してない、みたいなことは今のとこ見当たらないです。
UXリサーチで、チームワークを加速させる
というわけで、そんなこんなでサイボウズに迎え入れて頂きました。
サイボウズの製品は、まだまだ改善すべきところがあります。
UXリサーチを通して、たくさんの人の声を聞き、改善に繋げられるように日々頑張っていきます!
noteではUX関連の情報発信をします
というわけで、拙い文章ではありますが、自己紹介と決意表明でした。
今後はサイボウズでの活動や、日々の学びなどを投稿していくので、ぜひフォローをよろしくお願いします!
あとサイボウズでは中途採用を積極的に行なっていますので、ぜひ!
サイトウユウタでした👋