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『本屋さんのダイアナ』を読んで 自分の可能性にフタをしていませんか
なぜ、人は自分の可能性にフタをしてしまうのか。
・自分には無理だと思うから
・もっとすごいと人がいるから
・時間がないから
・本当の気持ちに気づいていないor見て見ぬふり
他人や環境のせいにするのは楽だ。
責任はないし、やらない・できない理由を探して結局行動しない。
負のループに陥る。
本当の居場所に行き着くには、自分自身で呪いを解く必要がある。
あらすじ
家庭環境が正反対の少女2人が出会い、あっという間に親友となる。
2人の仲をつないだのは本だった。
小学生から社会人になるまでの、それぞれの道を描く。
そこには、各年代ごとに誰もが抱える苦悩や試練が横たわる。
今いる場所は、自分が楽に過ごせるか
自分が楽に呼吸できる場所を、はっきりと心に描けるようになったのだ。
今いる場所は、自分にとってどんな場所だろうか。
そんな問いを投げかけられる一文だ。
「楽に呼吸できる場所」
無理したり、虚勢を張らず、飾らない自分でいられる場所。
誰しもが求めている場所ではないだろうか。
安心できるホームがあるから挑戦できる。
挑戦して、ボロボロになったとしても
どんな自分でも迎え入れてくれる場所がある。
腹の底から「欲しい」と声を発しているか
欲しいものを欲しいと言って何がいけないのか。
はっとさせられた一節だ。
子どもの頃は「ほしい!」と何も考えず言葉にしていた。
それがいつからか、周りの目を気にしたり、気を遣って素直に言葉にすることは少なくなった。
欲を出すことが恥のように感じる。
でも、腹の底から欲しいと思ったら、躊躇せずに声に出して自分から掴みにいかなくちゃいけないんだ。
欲しいものは、待っていてもやってこない。
あなたにとっての本屋さんとは?
再会と出発に世界中で一番ふさわしい場所だから、ダイアナは本屋さんが大好きなのだ。
自分がなぜ本を読むのか、読みたいと思うのかがこのページにすべて要約されていた。
そう、これ!これを言いたかったんだ……!というのが見事に言語化されていて脱帽。
わたしにとっての本屋さんは、何かに迷い、立ち止まったとき、その道しるべを見つける場所だ。
本屋さんには自分のやりたいことや課題を解決するヒントが眠っている。
振り返ると、ふらっと本屋さんに立ち寄って手に取った本がヒントを与えてくれることが何度もあった。
それは、潜在意識で必要な情報をキャッチしているからだ。
何が必要かわかっていてアンテナが張られている状態。(たとえば本のタイトルでワードをキャッチ)
まとめ
自分の可能性にフタをしているのは自分だと痛感した。
選択肢はいつだって手の中にある。
環境は確かに大事だ。
でも、どれだけよい環境に身を置いたとしても、自分の心が「居場所はここじゃない」と思っていたら、本当に望む場所には行けない。
環境や誰かのせいにせず、腹の底から望んだことを叶えるために行動すれば、ぜったいに道はある。