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里山の通訳ガイド

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海外のお客様を中心に日本の里山で受け継がれる手仕事や食文化を学ぶ旅を企画コーディネートしています。 通訳案内士やツアーオペレーターの仕事に興味のある方、同じようなお仕事をされてい…
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#観光

食の案内人 "Local Food Guide" 研究会を開催します

\食べ物の産地を英語で案内するローカル・フード・ガイド講座/ 海外のお客さんに日本の里山での暮らしや地域の中で根付いてきた食べ物の物語を専門に、英語で生産者を案内する旅の体験プログラムを作っています。 特に"食と農"をキーワードに、日本文化に興味のある海外のお客さんと交流してみたい方を募集しています。一緒に原料が食べ物になるまでの過程を英語でたどってみませんか? 第1弾は、奈良の路地奥にある素敵なゲストハウス「Guest House Oku」さんで勉強会をさせてもらうこ

食べ物の産地を案内するフード・ガイド

生産者を訪ね、食材を探す旅を案内する仕事こんにちわ。京都と奈良で海外の方に食べ物の産地を案内するフード・ガイドやってます。 時には、お茶の買い付けに来る海外バイヤーさんの商談に同行したり、フード・クリエーターの食材探しに付き合ったり、料理研究家の郷土料理調査や、農家さんグループの視察研修をアレンジしたり。生産者を訪ねるディープなツアーが多くて、日本人からしても学ぶことが大きいです。 例えば、お茶の商談では、普段はのぞけないお茶の品評などのお話を聞くことができます。 標高

訪日外国人の食事制限への対応

食習慣の多様性の外国語ヴィーガンとか、コーシャ、ハラールって最近よく聞きませんか? 外国人向けのガイドをしていると、けっこう食事のリクエストが多いのですが、宗教上の理由だったり、健康上の制限だったり、ローフードなどの流行りや、動物も、生きた植物も殺さない(果実の採集はよいフルータリアンなど)愛護の思想だったり、ベジになった理由も様々です。 ベジタリアン(菜食主義)にもいろんな種類があって、動物性のものは卵やミルクもダメな人もいれば、部分菜食の人で、動物の肉がダメだけど魚は

旅を仕事にするということ。

旅に暮らす生き方こんにちわ。全国通訳案内士をしてます里山文庫のまえだです。いまの暮らしは、旅が仕事の場。時には足湯、旅先の宿やカフェが日々のオフィスになっています。 というのも、いったんツアーにでると14連勤、夜もお客さんをバーに案内したりしないといけません。時にはカラオケに付き合うことも。かといって、ずっと働いているわけでもなく、自由行動の時は、宿やカフェで仕事をしたりしています。 最も、行程を組んだり、食事を手配したり、最後に配る写真やお土産を用意したり、やらないとい