ワインを表現する
イタリア生活が楽しくなったきっかけ…ワインと一冊の本。
ワイン会での失敗談…。
始めて参加したワイン会…ワインが注がれると、皆さん思い思いに語り始めました。私は味わっているフリをしながら、皆さんの表現を聞いていました。場が和んでくると、参加者の一人が全く発言していない私に気づき『何でも良いから感じた事を表現してみようよ~!』と言ってくれました。
で、私は勇気を出して『酸っぱい』と表現…。残念ながらNGワード。
失敗した事は雰囲気で分かりましたが、私が言いたかった『酸っぱい』はポジティブなものでした。何故ダメだったのか分からずモヤモヤしたけど、そこで誰かに聞く勇気はありませんでした。今後ワイン会に参加することはないだろうなぁ…と。
『ワインは分からない…興味はあるけど』です…。
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数年後、そんな私がイタリア生活を始めやっと見つけた仕事は、皮肉にもワインと食材を扱うお店の販売員!!!ワインは苦手~♫なんて言ってる場合ではなく、早急に知識を入れなければなりませんでした。
最初に選んだのがこの本 ↓ 家のみイエ~イ!って感じの駄洒落がいっぱいで(笑)シンプルに分かりやすく説明されていました。私が求めていたレベル。あのワイン会で感じた苦手!が少しずつ楽しい!になりました。
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何が言いたいかというと…
私はワインにハマってから土着品種ワインや郷土料理をを求める旅をしたり、ワインの生産者と話せるようになってから仕事熱心で尊敬できるイタリア人との関わりが楽しくなりました。
『ワインの美味しさと楽しさに気づけて本当に良かった!』と誰かに伝えたくて。
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ワインの接客をすると『ワインは分からないから…興味はあるけど』と、よく言われるんです。
その気持ちが本当によく分かるから、このnoteを書きました。
そんな方にこそ楽しいワインの世界を知って欲しいです。
そのお手伝いが出来れば嬉しいな。
では、ちゃおちゃお~!