平日家事20秒ルールで精神衛生を保つ
家事をやる気力がないけど、目に見える場所は常にきれいであってほしい。
そんな願いの落とし所を見つけるために試しているルールがある。
汚れが視界に入ると自責の念がONになる
家の中で、目に見える場所が汚かったり雑多だったりするとつらい。できなかった自分を責められているような気分になる。
・泡で出るボトルの付け根にすぐできるピンクのカビ
・いっぱいになったゴミ箱
・風呂のドア下パッキンに付着するホコリ
・なんかむっちゃ髪の毛散らかってる
今書いてるだけで嫌〜。目に見える場所は常にきれいであってほしい。でもそんなのホテルじゃない限り無理だ。「生活」を送る限り、汚れはたまるし新しく家の中に入ってくる。
家事のランニングコストと生活を切り離すことはできない。なんかいい方法を見つけたい。
でもフィジカル的につらいから平日はもう家事をやりたくない
じゃあ毎日コツコツやったらいいじゃんね、と頭ではわかっている。でも仕事してご飯作って、お皿を食洗機に入れて、お風呂を沸かす。お風呂入る前に洗濯機をピッ。は〜〜もうこれ以上はやりたくないなぁって思っちゃうんです。疲れたなぁ。もう今日は愛の不時着見て寝たい。これって怠惰ですかね?
いいや怠惰じゃない!色んな人がいるんだこの世の中、自分に合ったやり方を見つけられれば、それでいい!私の中のぺこぱがそう言っている。
休日にタスクを集中させ、平日は20秒だけ手を動かす
モノの断捨離や、衣替え、手洗いが必要な衣服の洗濯、布団干し、などのタスクは休日に寄せる。没頭してやると、むしろ集中できて頭がスッキリ。嫌だったはずの作業を愛せるから不思議だ。
そんでもって平日は、何も考えずに20秒だけ手を動かせばいい種類の家事だけやる。
正確に言うと、料理・皿洗い・風呂洗い・洗濯を除いて、その他の家事は20秒だけ手を動かしてできることだけやる。それだけのルールだ。
・トイレに行って汚れが気になったら、スクラビングバブルの流せるトイレブラシでエイヤ〜〜〜と磨く
・手を洗ったとき、洗面所周辺にピンクのカビ発見次第、メラミンスポンジで拭う
・鏡の水垢は、霧吹きで水かけてマーナのクロスでガサーーっと拭く
・お風呂に入ったとき、見たくない汚れを見つけたらトリートメントを流す前の時間で、ちょっと磨く
・その他、とにかく「汚!」って思う箇所を発見次第、アルカリ電解水をジャッと含ませたダスターで拭く。
何も考えないでそれだけをやる。とにかく20秒だけ。考えるな感じろ的な。自分をだましだまし掃除させる。
たまに、「はたらきものスイッチ」が入ったら儲けもん
ごくまれに、20秒手を動かしていたらアレ……もっとできるかも!みたいな気分が湧いてくることがある。
はたらきものスイッチ「こ」! \コンロをみがく〜/
脳内ピタゴラスイッチが始まるのであとはできるところまでやったらいい。その後はたっぷり自分で自分をほめる。超えらいな!
マーケティング的には「行動フレーミング」と呼ぶらしい
余談だけど、こういう「汚れを見たら20秒だけ手を動かせ」みたいな、「ある状態を認識したら決まった行動をする」ことで新しい行動でも抵抗感なく生活の中に定着させるやりかたを、行動デザインの世界では「行動フレーミング」と呼ぶそう。
こちらの本で言及されているそうなので読んでみようと思う。
そんな家事20秒ルールで今日も精神衛生を保っている。実際目に入る部分はきれいになるからおすすめ。徹底掃除は休日に。
ランニングを続けたい人の習慣化の方法として、「ランニングシューズを履いて外に出ることを最初の目標に設定して、徐々にハードルを上げていく」というのを見たことがあったので、家事にも取り入れてみたのがはじまりだった。
ただ20秒から延ばしていこう!という傾向にはならなかったので、このくらい低い目標が自分が続けるにはちょうどいい。
さいごに 20秒ルールにおすすめのグッズ群
「ダスター」って飲食店バイトを思い出させるグッズだからか、はたらきものスイッチが入りやすいような気がしています。
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