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佐藤太一郎(吉本新喜劇)
2021年7月2日 09:21
皆さんは、和歌山県にある神秘の無人島『友ヶ島』をご存知でしょうか?まるで天空の城ラピュタのような、幻想的な雰囲気を堪能できる離島です。和歌山県の加太港から、フェリーで約20分。関西近郊なら、日帰りでいけるスポットです。友ヶ島は、和歌山県と兵庫県の淡路島との間に位置する無人島群。沖ノ島、地ノ島、虎島、神島という4つの小さな島の総称です。僕が行ったのは、沖ノ島という明治時代から第二
2021年4月1日 17:47
一人旅でオススメの旅先が知りたければ、ゲストハウスで旅人に聞くのが一番いい。ゲストハウスに泊まりに来る人は、一人旅の人が多い。ちなみに僕の感覚だが、一人旅好きは、寂しがり屋の一人好きが多い気がする。寂しがり屋の一人好き。ややこしい表現だが、人との出会いは好きだけど、団体行動は苦手といったところだろうか。まさしく僕もその通りで、そんな人達から聞く旅先の話は、どれも僕の冒険心を掻き立てて
2021年3月18日 15:29
琵琶湖の中に、4つの島があることをご存知だろうか?僕は関西で生まれ育ったが、大人になるまで、琵琶湖の中に島があるなんて知らなかった。しかもその中の一つ、竹生島は国の名勝および史跡に指定されている。竹生島は、滋賀県長浜市の湖岸からおよそ6kmに位置し、周囲2km、面積0.14平方kmの小さな島である。この小さな島には、西国三十三所札所めぐり第三十番札所の宝厳寺があり、島全体がパワースポ
2021年3月15日 14:36
沖縄の海に取り憑かれてから、幾度となく訪れては、本島だけでなく、石垣島や慶良間諸島など、いろんな場所でダイビングをしている。その日も、石垣島の海に潜りに行った。美しい珊瑚礁と、色とりどりの魚たち。日常を忘れるファンタジーのような世界。心地よい疲れを感じながら、水中散歩は終了した。その日のプランはそのまま港に戻るはずだったが、インストラクターの方がチラチラと時計を確認している。なんだ
2021年3月12日 21:53
兵庫県と鳥取県の県境。深淵の森の中に、彼女はいた。苔むす洞窟に水をたたえる、神秘的な存在。彼女の名は、シワガラの滝。あれほど神秘的で美しく、女性的な滝を見たことがない。シワガラの滝の近くには、駐車場がある。駐車場から滝までは、約1000m。平坦な道なら、徒歩でだいたい12分30秒ぐらいだが、駐車場からシワガラの滝までは約40分かかる。滝までの道のりは、高低差が激しく道幅も狭い
2021年2月9日 11:04
僕にはKという、高校時代からの親友がいる。同じ地区の演劇部で、高校は違ったけれど、役者として切磋琢磨してきた仲間だ。Kは高校卒業後に、自分で劇団を立ち上げ、10年間演劇活動をした後、現在はサラリーマンをしながら、YouTubeやライブ配信などで活躍している。そんなKと、山口県へ2人旅をしたことがある。山口といえば、日本三名橋の錦帯橋や秋吉台の鍾乳洞(秋芳洞)、グルメならフグや獺祭が有名
2021年2月7日 17:35
その怪物は、日本最大の渓谷にいた。時折、咆哮のような轟音を立てて、毎秒10t以上もの水を吐き出す。その渓谷の怪物の名は、黒部ダム。立山連峰と後立山連峰に挟まれた黒部峡谷に、まるで要塞のように堂々たる姿で佇んでいる。僕は立山黒部アルペンルートで、その怪物に会いに行った。立山黒部アルペンルートは、標高3000m級の山々が連なる、北アルプスを貫く世界でも有数の山岳観光ルート。長野県の
2021年2月6日 18:13
大阪からバスで7時間。白銀の山を登っていると、突然眼下にエメラルドグリーンの露天風呂が現れた。まるで真っ白な肌につけられた宝石のようだった。今回の旅の一番の目的は、白川郷にある世界遺産を見ること。その前に、奥飛騨にある温泉で一泊することにした。辺り一面は真っ白の白銀の世界。そんな山奥に、ぽつんとあるその温泉は、露天風呂だけ混浴になっていた。混浴といっても、女性は湯浴み着(ゆあみ
2021年2月5日 14:51
こんなにも静かで、美しい世界があったのか。キラキラと輝く水面。限りなく透明に近いブルー。沖縄本島の真栄田岬(沖縄県国頭郡恩納村)に、青の洞窟と呼ばれている場所がある。有名なダイビングスポットなので、夏休みなどは芋の子を洗うように、ダイビングやシュノーケルを楽しんでいる人達で溢れかえっている。僕はまだシーズンが始まる前、まだ肌寒さが残る時期に潜らせてもらった。人生初のダイビング。
2021年2月2日 14:35
芸術の島。それは、瀬戸内海に点在している。瀬戸内国際芸術祭は、2010年から3年毎に開催されている、瀬戸内海の島々を舞台に開催される現代美術の国際芸術祭である。瀬戸内海には、直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島、本島、高見島、粟島、伊吹島など、大小様々な島が浮かんでいる。上記に加え、高松港周辺、宇野港周辺も、瀬戸内国際芸術祭に含まれていて、島のあちこちに、アート作品