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上達力UPマガジン

「いろんなスキルを身につけたいけど、練習する時間があまり取れない…。」 「たくさん練習してるのに、ぜんぜん上達できない…。」 という方のために、 【スキルを効率的に身につける練…
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#スキルアップ

大人ピアノ初心者が1回15分以下の短時間練習で上達するために意識してよかったこと

ピアノ練習したいとは思っているものの、実際のところなかなかまとまった時間を取れないなあ、という人、多いんじゃないかと。 僕もそのひとりだったりします。 「時間はひねり出すもの」と頭では分かっていても、1時間も2時間もコンスタントに設けるとなるとなかなかしんどいと思ってしまう怠け者。 そんな僕が、「ひねり出すってほどでなくても、現実的に取れそうな時間だけ練習しよう」ということで、「1回15分まで」というルールでピアノ練習してきました。 そしたら、なんとかかんとか年明けに練

上達率を高める!練習メニューの難易度調整法⑤介助

5種類ある練習メニューの難易度調整法を紹介する記事も、今日がラスト。 今日は「介助」についてお話ししていきますね。 練習メニューの難易度調整としての「介助」とは?介助とは、 「人の手によって学習者の手助けすることで課題の難易度を下げる」 という調整方法です。 いつもの通りいろんな分野の例をあげると、こんな感じ。 プレゼンテーション・・・進行役が質問を投げかけたり、説明を補足してもらったりしながらプレゼンする 楽器練習・・・コーチが指示を出しながら練習する 数学の問

上達率を高める!練習メニューの難易度調整法④補助具の使用

練習効率を上げるためには課題の難易度を調整する必要があって、その方法は大きく5つあるよーという話をしました。 今日は5つあるうちの4つめ、「補助具の使用」について、よりくわしくお話ししようと思います。 補助具の使用とは、文字どおり なにか道具を使って課題の難易度を調整する方法 のことです。 過去の記事で挙げた場面を例に挙げるなら、こんなかんじ。 プレゼンテーション・・・カンペやスライドを用意する 楽器練習・・・メトロノーム、鍵盤の光るナビゲーション機能などを使う

シンプルでまとめやすい!練習記録に役立つ記入形式「SOAP」

前回、反省会では「量的な変化」「質的な変化」という2種類の変化を観察しようね!という話をしました。 今回は反省会でも記録方法について。 事細かに記録する方法は考えはじめたらキリがなくなるので、今回は要点だけをパパッと記録するのに役立つ方法をひとつ、紹介しますね。 記録する習慣を作るの自体が大変だったりするので、まずははじめるハードルを低くして、とりあえず習慣化しやすくしていきましょ。 「SOAP」という記録方法個人的には、医療業界でカルテを書くときなんかに使う「SOA

自分の成長を確かめるために記録すべき「量的な変化」「質的な変化」とは?

練習効率を高めるためには、練習することと同時に”よい反省会”をする必要があります。 めんどうだけど、ここをやるかどうかでけっこう差が生まれるんですよね。 それは練習効果という意味でもだし、個人の「自分は前に進んでいるぞ!」という感覚を得るという意味でも、です。 とはいえ、 「反省が大事なことは分かってる。けど、”よい反省会”って実際のところなんなの?何を反省したらいいの?」 と思うのが正直なところですよね。 というわけで今回は、 「どんなことを反省したら練習を効率化で

上達率を高める!練習メニューの難易度調整法③パラメータ調整

以前、効率的な練習をするためには、練習課題を学習する人にとってちょうどいいむずかしさにする必要があるよ!という話をしました。 そして、練習メニューの難易度調整法は5つあるよ!という話もしました。 今回は、その5つの難易度調整法の1つである「パラメータ調整」について、すこしくわしく紹介していきますね。 練習難易度の調整法「パラメータ調整」とは?パラメータ調整というのは、課題そのものの条件を変化させて、難易度を調整する方法です。 条件を変化させるってなんだろうという感じで

短い練習時間を逆手に取って効率的に上達するためには?

現代は技術の進歩がめざましいですよね。 科学技術はもちろん、スポーツや文芸の世界でも技術の進歩が加速していると感じがします。 僕は卓球をしているのですが、2,3年もすると「おなじ競技なのかな?」って思うくらいにプレースタイルが変わってる印象を受けます。 技術の進歩について行きたい。でも自分は歳を取り、覚えが悪くなっていく。さらに忙しさで学習時間も取りづらくなっていく。 そんな葛藤を抱えている方は多いんじゃないでしょうか。 かくいう僕自身も、そんな思いを抱える人間のひとりで

練習メニューの難易度を調整できる5つの方法

むずかしい技術を取り入れようというとき、 初めから目的の動作を練習すると 練習効率が下がってしまうことがあります。 練習効率は、 難易度が高すぎても低すぎても上がりません。 大体、「がんばればギリできるなー」くらいの難易度がちょうど良いとされています。 しかし、そのためには難易度をうまく 補正するという技術が必要です。 というわけで今回は、練習メニューの難易度を調整する方法をまとめました。 練習メニューの難易度を調整する5つの方法練習メニューの難易度調整には大きく5つ

「うまく質問できない問題」3つの原因と対策

だれかに教えてもらいながらスキルを上達しようというときは、ただ話を受動的に聞くだけより、質問して情報を得るってことも必要ですよね。 じぶんの気になっていることをピンポイントで聞けるから。 でも、 「どんなことを質問したらいいのかわからない」 「うまく質問できない」 と困ってしまうことありませんか? 今日は「このうまく質問できない問題」の原因と解決策をまとめました。 すばやいスキル上達には質問力も必須。 一緒に学んでいきましょう。 うまく質問できない3つの原因 原因は3

スキルの練習効率を高める「難易度調整」の方法②自由度制限

「練習効果を高めたいなら、メニューの難易度は高すぎても低すぎてもいけないよー」 という話を以前しました。 以前、難易度調整の方法の1つである「部分練習法」を紹介しました。 今回はそのつづき。 難易度の調整方法2つめ 「自由度制限」 についてお話しします。 難易度の調整方法はひとつじゃない「え、ちょっとまって!難易度の調整って何種類もあるもんなの?」 って思ったかもしれないですね。 じつは、難易度調整は 「なにを学ぶことを目的とした練習をしたいのか?」 「覚えたいスキル

ピアノ練習で上達率が2倍になるテクニック「リコンソリデーション」を使う方法

※ただいま全文無料公開中です! ぼくは最近、朝活としてピアノ練習しています。配信つけながら。 ピアノははじめて1年くらい。 はやく初心者を脱却したいなあと、日々鍵盤をさわっています。 ただ、そうはいってもガツガツ練習するような時間を取れないのが現実。 練習時間は1日平均30分できるかどうかくらいです。 「練習”量”に限界があるなかでピアノを上達するには、”質”のほうを工夫するしかないな」 と思ったぼくは、スキル上達が早くなる練習方法はなにか調べ、その中から”比較的手軽に

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仕事効率化と習慣化に”作業配信”が有効な3つの理由(視聴者ゼロでもOK)

※期間限定無料公開中です。どなたでも全文お読みいただけます。 最近、作業を『00:00 Studio(フォーゼロスタジオ)』というところで配信してみてます。 というか、今まさに配信中です。笑 「配信」といっても、とくに何かおもしろい企画をしてるわけじゃなく、淡々と作業を画面キャプチャしてたれながしてるだけ。 いま、あなたは 「そんなアクセスが集まりそうにないこと、やる意味あんの?」 って思ったかもしれません。 たしかに、 「アクセスを集める」 という意味では、きびしい

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『たとえ話』を使えば練習効果UP!でも、どうやればうまく作れるの?

※期間限定無料公開中です。どなたでも全文お読みいただけます。 たとえ話を指導に取り入れたい方は、参考にしてみるといいかも。 1.「たとえ話」はたしかに練習効果を高める技術指導をするときに「たとえ話は役立つ!」というのは、なんとなくイメージできるんじゃないかと思います。 実際に、たとえ話を使うことは練習にいいのかを調べた研究で、「卓球競技で打球フォームの指示を例え話(メタファー)を使って伝えると学習効率が良くなる」という報告も出ていました(*1)。  何かを練習するとき

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ギターの”上達率”が高まった練習方法まとめ。科学の視点も入れて考察しました。【31歳からのギター練習日記 (700日目)】

※期間限定で無料公開中です。 「”上達力”をテーマにしてるのに、自分自身で実践してることを言わないのはどうなん?」 思ったので書いてみます。 31歳からアコースティックギターをはじめて、今日で700日がたちました。 日によってばらつきはありますが、1日あたりの練習時間は平均30分くらい。 日数を重ねてくると、うまくなりやすい練習となりにくい練習が少しずつ見えるようになってきます。 そこで今回は、自分の中で 「これは上達しやすい練習だな」と思った方法 をまとめること

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