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短い練習時間を逆手に取って効率的に上達するためには?
現代は技術の進歩がめざましいですよね。
科学技術はもちろん、スポーツや文芸の世界でも技術の進歩が加速していると感じがします。
僕は卓球をしているのですが、2,3年もすると「おなじ競技なのかな?」って思うくらいにプレースタイルが変わってる印象を受けます。
技術の進歩について行きたい。でも自分は歳を取り、覚えが悪くなっていく。さらに忙しさで学習時間も取りづらくなっていく。
そんな葛藤を抱えている方は多いんじゃないでしょうか。
かくいう僕自身も、そんな思いを抱える人間のひとりです。
そんなわけで今日は、短い練習時間を生かして上達するヒントのお話。
上達に最も大切なのは”意図的な練習”であること
意図的な練習とは、目標達成に向けた努力的なものであり、うまくなるためのフィードバックを積極的に行っていく練習方法です。
つまり、単純に課題をくりかえすんじゃなくて、
「自分はいま何に意識を向けて課題をやってみるのか?」
「やってみてうまくいかなかった箇所は具体的にどこか?」
「その原因は何か?どうしたら修正できるか?」
みたいなことを積極的に考えながら課題に挑戦する、ということですね。
人間がスキルを上達するためには、意図的な練習であることが非常に大切です。ただただを課題をくり返すだけだと、それは練習ではなく”作業”になってしまうからです。
自転車に乗るという課題の場合、多くの人は「バランスを崩さずに乗り降りして移動できる」というところまではできるようになります。
しかし、そこから長年乗り続けても、BMXのような「巧みに乗りこなす」というところまではたどり着けません。
こうなる理由を、日常生活上で使う運転までは”意図的な練習”をしているけど、そこから先は日常的な”作業”として自転車に乗っているため、さらに高度な運転技術は身につかない状態だからだ、と考えることもできるのではないでしょうか。
短い練習時間だからこそ、高い集中力を発揮しやすい
人間の集中力はそう長くないので、長時間練習では、
やった気になるけどテーマ性がない、練習ではなく作業になってしまっているなんてことが起こりやすいかもしれません。
また、時間に余裕があるぶん、意図的なことを考えるのを怠ってしまうことがありえます。
時間があっても効率が落ちて上達しにくくなるというリスクがある。
その点からみれば、練習時間が短いことはメリットになりそうです。
「今日は何を伸ばす練習にしようか?」
と、ピンポイントでシンプルで具体的な目標を持ちやすくなりますから。
まとめ
つらつらと書いてきたことをまとめると、
「練習時間が短いときは、ポイントを絞って”意図的な練習”になることを意識しながら、短さゆえの高い集中力を発揮させていこう」
ってことですね。
僕も最近ピアノ練習はまとまった時間が取れてないので、今まで以上に意識していこうと思います。
ポイントを絞るってどうやったらいいの?という方は、練習メニューの難易度調整法あたりを参考にするといいかもしれません。とくに「部分練習法」とか。
あとはよしなに。
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