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仕事効率化と習慣化に”作業配信”が有効な3つの理由(視聴者ゼロでもOK)
※期間限定無料公開中です。どなたでも全文お読みいただけます。
最近、作業を『00:00 Studio(フォーゼロスタジオ)』というところで配信してみてます。
というか、今まさに配信中です。笑
「配信」といっても、とくに何かおもしろい企画をしてるわけじゃなく、淡々と作業を画面キャプチャしてたれながしてるだけ。
いま、あなたは
「そんなアクセスが集まりそうにないこと、やる意味あんの?」
って思ったかもしれません。
たしかに、
「アクセスを集める」
という意味では、きびしいものがあります。
しかし、それとはべつのところに作業配信するメリットはあるんです。
それは、
「作業効率化と習慣化がやりやすくなる」
ところ。
理由をくわしく書いてみますね。
作業配信が効果的な理由①マルチタスクを減らせる
マルチタスクが作業効率を下げることは、よく言われますよね。
(*1)によると、同じ作業をするとき、シングルタスクよりも50%よけいに時間がかかってしまうんだって。さらに、作業ミスも40%多くなるとのこと・・・こわい。
スマホとかPCは誘惑がたくさん。すぐにマルチタスクになったり、気が散ってしまったりします。
ぼくも誘惑にめっぽう弱いので、気を抜くと執筆画面から別タブでアマプラとかYouTube開いちゃいがち。
ここに、作業配信はひと役かってくれます。
・配信中は作業以外のことをシャットアウトできる
作業配信は、こういったマルチタスクを防いでくれます。
とくに、全画面で共有しながら作業配信すると、安易にほかの画面に移動できません。プライベートなものなんかが映り込んだらこまりますから。
物理的にも心理的にも、マルチタスクがしにくくなるわけですね。
ぼくはいままさにiPadで執筆作業配信していて、noteエディターと00:00studioの配信画面しか移動できない状況。
もう記事を書くしかできないので、はやく終わらせたいなと必死です。
作業配信が効果的な理由②記録が残る
配信を行うと、その記録としてアーカイブ動画が残りますよね。
これが2つめのメリット。
なぜなら、記録が残ることで、作業効率と習慣化のしやすさ両方を高めることが期待できるから。
・過去の自分を越えたくなって作業効率UP
作業の様子が動画として残ると、以前の自分といまの自分の作業量や作業スピードが目に見えて比較できるようになります。
自分の過去の記録があれば、それをこえたいと思うのが人間のさが。
ゲームのタイムアタックと同じように、よりよい記録を出したいという気持ちを促せるわけです。
たとえばぼくは執筆作業のとき、
「昨日は30分で500字しか書けなかったけど、今日は30分で550字かけた!」
といった感じにやってますね。
実際、過去の自分と比較しながら作業するほうが成長率は上がるようです。(*2)
・「前に進んでるぞ!」という感覚を得やすい
習慣化という意味でも、記録が残ることがメリットといえそう。
習慣化しやすい条件の1つとして、
「錯覚でもいいから前進している感覚を得ること」
が大切と言われています。有名なのは『前進の法則(The Progress Principle)』という本(*2)。
作業配信すれば、達成度はいずれにしろ
「ひとまず今日は作業した」
という事実が目に見えた形で残るので、前進してる感覚は得やすいんですよね。
個人的には、
「作品を世にひとつ出した」
というところまでの感覚も得やすいのも作業配信のメリットかなぁと。
執筆作業の場合、
「記事を”投稿”してはじめてタスク完了した気分になる」
ことが否めなくて。
そうなると、執筆途中でやめた場合は
「一歩も進んでない」
という気分になっちゃうんですよね。
時間のかかる記事を書いてる時はとてもストレス。
作業配信をすると、とりあえず”1つの動画“として記録が残るので、
「自分は世の中に"作品"をアウトプットしたぞ」
という感覚になれるんですよね。
ぼくにとってこの差はばかにできないなぁと。
タスクの達成率を上げるためには、
・はじめはとにかくカンタンなタスクを用意する
のが効果的といわれています。
執筆は投稿するまでが1つのタスクになってしまうけど、作業配信なら「配信つけてちょっとでも作業する」が1つのタスクになる。
つまり、タスクとしてはかなりハードルが低くできるな、と。
ゲーム実況動画って、1回の配信でゲームクリアしてなくても”1つの動画”としては成立するケースが多いですよね。
作業配信動画も(少なくとも配信してる本人は)同じような感覚になれる、というわけ。
作業配信が効果的な理由③監視される
「監視の目があったほうが作業効率は上がるよー」
という話は、すでに報告されています。
(*3)によると、2つのグループにそれぞれ見た目の異なる見張りロボットをつけて同じ作業をさせたところ、より高圧的な見た目をしたロボットをつけた方が被験者の作業効率は高かったという結果になったとのこと。
配信作業はいわずもがな、視聴者さんに常に見張られているような状態になるので、作業にプレッシャーがかかります。
1人でもくもくと作業するよりも、効率化しやすいと言うわけですね。
これは個人的な感覚ですが、仮に視聴者が0でも、なんとなく見張られている気分にはなるので、配信をつけるそれだけで充分効果があるんじゃないかなと感じています。いつ誰が入ってくるかわからないので、サボる気分になりにくいなあと。
・「本番のある作業」の練習配信もメリットあり
補足すると、楽器練習やプレゼンなど「本番がある作業」を練習するときにも、撮影しておくのはメリットがあるようですね。
(*4)では、プレッシャーがある環境で練習していると本番に強くなる傾向があって、撮影しながら練習するとそのプレッシャー下での練習を手軽に作れるんだそうな。
ピアノやギターなど楽器、スポーツ、プレゼンを控えている方、試してみる価値はありそうですよ。
このあたりの詳しい話はまた別の機会に。
作業配信するときに注意したほうがいいこと
ここまでメリットだけをざっと並べましたが、作業配信をする上で注意したほうがいい部分もまとめておきます。
・コメントを見すぎない
作業中にコメント欄を見てしまうと、マルチタスクになってしまいます。
交流を深めるという意味では大事なことですが、生産性を上げたいなら作業時間と交流の時間はきっちり分けたほうがよさそう。
・はじめは凝った配信にしすぎない
作業配信に企画を持たせたり、配信環境作りを凝りすぎると、”配信する”という行動自体のハードルが上がってしまいます。これでは習慣化しにくくなり、本末転倒。
あくまでぼくらのメイン作業は「作業を進める」ことなので、
「シンプルに作業風景をたれながすだけ」
くらいのゆるいノリではじめたほうがよさそう。
何回か配信をしてみて、ぼく自身は好感触。
ひきつづきためしてみて、今後の変化を追いたいと思います。
習慣化や作業効率を上げたいと考えている人は、いちど試してみる価値はありそうあるかな、と。
あとはよしなに。
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