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メタルストーリー

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本

運営しているクリエイター: Satoshi Cozima

2023年1月9日 02:08

仄暗い想像

仄暗い想像

寒気に襲われて目が覚めてしまった。
日の出ているうちは暑いくらいであったが、夜も更けた今、湿り気を帯びた空気は外套に包まってなお寒いほどだ。小さく熾火になった火床をかきまわして火種を見つけ、用意していた薪をくべる。ふと近くの茂みが目についた。何の変哲もない倒木が妙に気にかかる。目を凝らしていると虚に動くものがある。さては住処にしている小動物でもいるのだろう。罠を仕掛ればうまくすると朝にはかかるかも

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2018年12月1日 01:41

邂逅

唐突に振り始めた豪雨は次第に強さを増し、日も落ちた今ではすぐ目の前も闇に閉ざされてしまった。得体の知れない獣に追われ、どうにか巻いたもののせめてはせめて甘露をしのげる場所を見つけるべく鬱蒼とした森を進む。豪雷が轟く。ふとナニかが動いた気配に足を止める。

2021年10月10日 23:49

酔いどれ戦士　　注文ID：E17AE36A73A31900

呆然とした表情づくりに苦心しました。涙をアードコートで載せたら瞳が撮せたのはこれだけに。。。

2021年10月11日 00:03

二度めの一歩　（A49A47370EDAF4D8）

2018年12月1日 02:52

Re:Life（8EA14E7896CA3865）

深々と、静かに降り積もる雪。時折吹く風のほか音もない。と、前触れなく吹き荒れる強風。古の祭壇が吹き飛ばされる

2018年12月1日 02:11

酒か、血か（CA28EBF01A509CBC）

日は厄日なのだろうか？俺が何をしたというのだ？ひどい雨脚は今も急かすように体を叩きつけ、痛む体を叱咤してくる。いい加減目の慣れてきた闇夜を進むうち、明かりが目に入った。ようやくまともな集落か、と思うが近づいてみるとどうもおかしい。集落にしては明かりが少なすぎる。危機感が警鐘を鳴らすももう遅い。疲労で感覚が鈍りすぎたか…？いつのまにか人為的に開いただろう広場に出てしまっているのだ。猥雑に並べられた樽の奥から男が顔をだす。

2018年12月1日 01:16

狂気

”早く、早く旦那様に知らせねば” 松明を持って洞窟を急ぐ。ひどい事故だった。最奥に待ち構えたファイアー・ドレイクにパーティーの皆は散った。どうにか逃げ伸びたが4人で踏破した道を、帰りとはいえ一人ではままならない。

2018年12月1日 01:12

旅立ち

さくり、さくりと一人の若者が歩いている。里ではまだ深かった雪ももうまばらになっている。高く澄み渡る空を鳥が一羽。前方の森に向けて飛んでいるふ、と立ち止まる。ここまで背負い歩いた荷物を下ろし、剣を抜く。

2018年12月1日 01:09

受け継がれるもの

彼は大きな剣を振り回し雄々しく戦う周りの大人のようになりたかった。けして旗を持ちかくれるだけの父親のようにはなりたくはなかったのだ。彼も年を経て父より旗を受け継いだ。

2017年11月1日 20:24

戦場にて（2553C0F64D7CC633）

唐突に吹き荒れる吹雪に数歩先も見えない。周りにいるはずの仲間、迫る敵。今は剣戟の音すらかき消され聞こえない胸の内より湧き上がる激情に身を任せ、積もり始めた雪に両の足をしっかと踏みしめ、雄叫びをあげ、氏族に伝わる角笛を吹き鳴らす…

2017年12月1日 00:39

開戦の時・くろがねの戦士長（2553C0F64D7CC633）

歓声。鬨の声。異様な熱気に包まれて異様な興奮状態になっているのがわかる。怒号。誰かの叫び声。これ以上は無理だ。待てない。「我らの地を踏みにじる蛮族共に母なる雪の包容をくれてやろうぞ！逝け！勇敢なる戦士たちよ！！進め！！！」

2017年12月21日 23:37

北方の殺戮者たち（2体）注文ID : 2553C0F64D7CC633

走る。駆ける。奔る。息が上がってくる。何も考えられなくなってくる。普段は押さえつけている衝動を解き放ちより狂気に染まる破壊衝動に駆られて一層の力を込めて剣を振るう。目の前の動くものがなくなるその時まで…

2018年12月1日 00:57

丘上の小競り合い

なんだてめぇら　もう終わりか？たかだか1人2人やられたくらいで... これからだろう？待っててやるから早く覚悟を決めろ