短所で『自信』をなくしてしまう人に読んでほしい具体的で建設的な対策方法
これを読んでいる人の中には、自分の苦手なことや不得意なことに対してネガティブな感情を持っている人が多いと思います。
特に読んで欲しいと思うのはこんな方です。
こうした人は、特に今回の記事を読んで今後のことについて向き合うきっかけになって欲しいと思っています。
ぼく自身も過去色んな職場を経験して、自分に能力がないのかと自信を失っていたことがあるのですが、それは能力を発揮する環境やベクトルが間違っていただけだということに独立して3年目でようやく気がつきました。
短所は治すのではなく、長所との関係性を知って活用する
かつてぼくも自分の短所にめちゃくちゃ苦しめられた経験があります。
例えば以下のようなものです。
ぼくは自分の性格を『怠け者』だと思っていて、割とコンプレックスを抱くようになっていました。
そして、これらを怒られるたびにどんどん自信を失うという悪循環が生まれていました。
なぜ克服できないのか、自分は人間としてダメなのかと何度自分を攻めたか分かりません。
でも、そもそもこの『治さなきゃいけない』ということ自体が誤りだったとフリーランスになってからようやく気がつくようになります。
短所は出現する場面が悪いだけ
ぼくの場合、上記の短所を裏返すと以下のようになります。
つまり、『怠ける』というのが出てはいけないシチュエーションで出てしまうと『短所』として人に迷惑をかけてしまうので、それが『長所』となる場面で活用することが大切になのです。
ぼくの場合自分でやるとミスになることや、手が進まないことに関して徹底的に効率化して考える時間を減らすことが出来ればなんとか対処できるとか、『どうすれば楽をして手間を減らせるのか』を考えるようにしました。
判断軸は、『楽になるにはどうすべきか?』です。
ぼくはそのためであればめちゃくちゃ頭を使えるし、それを面倒臭いとも思わないし、なんなら「能力が生かせてる!」と思ってとんでもなく捗るタイプの人間だったのです。
『得意なこと ≠ スキル』という認識ができているかがとても重要
さて、ここまでぼくは『短所を治すのではなく、あくまでベクトルを変えるだけ』ということを話してきました。
そして、もうひとつ大切なことを伝えます。
それは、『得意なことをスキルと一緒に考えている人がとても多い』ということです。
詳しくは別の投稿で書きますが、ザックリ説明すると
上記のような説明が可能です。
才能は本来もっているもので、身近なところから見つけることができるものです。、
例えば、
みたいな感じで、『普段当たり前にこなしすぎてて気が付かないこと』に才能は潜んでいることが多いです。
スキルのように後から身につけられる訳ではなく、才能は『努力しなくても勝てること』や『当たり前すぎて気が付かないこと』というレベルで日常に溶け込んでいるので、普段なかなか気がつくことができないのです。
そのため、後天的に矯正できるものではないのです。
みんなが「治そう」と話していて直せるところは、実は誰がやっても対応できるレベルのことしか変化を産むことは出来ません。
本来どうにもならない部分をどうにかしようとするから病んでしまったり再起不能になるだけであって、それは教育する人間のレベルと質の低さを露呈しているだけのことです。
ただ、弁明しておくと『何もしないことを正当化しているのでは無い』ということです。
やらないことの言い訳にこの理論を使わないで欲しいのです。
あくまで建設的に『自己実現』をするために、あなたの人間として持っている『特性』を正しく知るところから始めましょうと言うだけの話であって、何もしないことを正当化しているわけではない点には注意が必要です。
あくまで、建設的に目標に向かうための『手段』であると理解したうえで自分の特性を把握するようにしましょう。
長所と短所はコインの裏表
これまでの説明から、短所はそれが出てくる場面が悪いだけなので、適切な環境を選択することで必ず『長所』として機能してくれます。
あなたが普段自信を無くしてしまう部分も、実は長所になる場面があるのです。
そのことを理解しておくことで、間違えないキャリア選択や人生のゴール設定が行えるようになってきます。
まずは自分が周りからどんな『長所』と『短所』を指摘されるか整理してみましょう。
それが分かれば、あとは場面分けをしていけば徐々に自分の姿が見えてくるようになります。
負けないでください。
必ず『あなたにしか出来ないこと』は見つかります。
それでは。