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#255 「アンガーマネジメント大全」を読んで、自分を知る事と線を引く事が大事!と気づいた話

こんにちは!けーたです。

今日は「アンガーマネジメント大全」を読みましたので、気づきや学びを読書メモとして投稿いたします。


〇この本との出会い

この本との出会いは、前日に娘にめちゃくちゃ怒ったことがきっかけです。

公私共に普段の生活の中で感情が「怒り」側に振れるという事がほとんどない生活を送っております。昔からそんな感じ。

ただし、娘の勉強に向かう姿勢を含めた生活習慣がみだれている姿✖️自己主張の強さが重なった姿と対峙するとメチャクチャ怒りスイッチが入ります。

なんで、こんなに怒りの感情が湧くのかなーと自分自身を見つめてみたくなりこの本を手に取りました。

ちなみに、娘は現在中学3年生で、学校を含む習い事関係については自分が全て対応するって役割分担になっています。

授業参観にいったり、学校行事、塾などの対応、各種先生との面談などがメインですが。

〇どんな人におススメ?

アンガーマネジメントという本をこれまで手にとって読んだことがない人には「怒る」って事を体系的にまとめてくれているのでおススメです!

自分もこれまで「怒る」という事がすくない人生だったので発生メカニズムから網羅的に学ぶことができました。学び多し。

文庫版で持ち運びやすかったのもリアルの本派な自分においてはGOODなポイントです。

〇残しておきたい学び

・怒りを生み出すのは「べき」という自分の価値観

まさに娘に対して怒るときはまさに自分の価値観の押し付けだなーと気づかされました。

大概は娘のやりたい予定を全て先に入れて(ある意味自分のスケジュールをしっかりブロックできていてえらい)あとは、私が思っているべき事(こっちも一応計画はしている)をやる段階になると、疲れた、お腹痛い、眠いとなり自分の怒りスイッチが押される。

ただし、突沸型ではなく、何度も続くとおいおいおいとなる。

その怒りに達するまでに、色々なパターンはあるがきっと「自分が抱えているべきの価値観」は下記に集約される。

・なんだかんだと親のいう事を子供は聞くべき(コントロールしたいと思っている)→別の人なんだからコントロールなんて無理(発想がおかしい)
・自分で計画を立ててコツコツと努力するべき(それをする事、やれる事が前提になっている)→自分は得意だけど、娘は別の得意を持っている
・中学生は勉強するべき(勉強さえしていれば何か保証されるぐらいに思い込んでいる)

自分が持っている「べき」の価値観

こんな感じの価値観をベースにしているから、スイッチが入らない娘を見て怒るんだろうなーと本で書かれている「べき」の価値観を読んで気づかされました。

その、べきって本当にべきなの?自分が生きた時代にとってはそれなりの方程式だったかもだが、これから生きていく為に必要なの?

これから親子ともどもに身に着けていかなければならない事ってなんなのか?という問いをもらえました。

とりあえず、考え続けて小さく試し続けるってことかな。不正解はありそうだけど正解はなさそうだなと感じています。

・OK・NGのラインの線引きを明確に

怒りについても、怒る事が駄目ではなく、0か100かの様に間がないことが問題で、過去の怒った案件に対し冷静になって点数付けすること。

それを前提に自分の許容度を明確にするって作業が重要。その上で自分のOK・NGの線を引くという事が書かれていて納得しました。

メチャクチャ怒ったときしか記憶に残らず自分の「怒る」に対する解像度が低いという事に気づけました。

これからは、小さくモヤモヤした事や、本当に怒り心頭になった状況、その時の事実と自分の体調など可能な限りログを残していきたいと思います。

・感情を言葉にする練習をする

役職者は感情を出さなものという思い込みというのが自分にもあてはまるなーと思いこのフレーズをとりあげました。

なんとなく、マネジメント層はどっしりと構えて、いろいろなハプニングにたいして感情を表に出さずに何とかしていくというのが「クール」という価値感を自分が思う理想のリーダー像として持っている事に気づきました。

感情を表に出さない事がいい時があるかもですが、それ以外の顔も持てる方が自分の思い込みに縛られずに良さそうと気づいたので、笑いや喜び、感謝は積極的に言葉に、態度に出していこうと思います。

〇まとめ

6秒怒りを鎮める為に、怒りを感じたら***をするなど一般的なTipsもしっかり網羅されているし、逆に本当にそれでモノゴト進むかな?とうまく呑み込めないモノもありバランスよく「怒る」について学べる良書だなと感じました!!

冒頭に書いたように自分の価値観について考えるよい機会になりましたので、子育てや周りの人たちの関係でモヤモヤした方は手に取ってみても良いのかなと思います!

誰かの選書の参考になれば幸いです。

ではでは


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