「べき」に囚われていないかい？苦しくないかい？

今日も良い１日だね。

こんにちは。
さとるだよ。

これまでの生業を手放し

誰にでも「替え」のきく仕事をして
もうすぐで半年目を迎える。

今はストレスゼロの凪のような
おだやかな心で毎日をおくっている。

前回の記事からまたすいぶんと
日にちが空いたけど

人生に「余白」が生まれてきた
という感触は変わらない。

余白を何に使うか？
どのように使うか？
はまだ全然、分からない。

でも、いづれ自然に気づいて
そして行動しているはず。
いつもそうだったから。

計画も目標も立てずに
目の前で起きる全てに感謝して
今を生きているよ。

ちょっとした気づきがあったので
今日はそれをお伝えしたくて
書いているんだ。

・起業家は稼ぐべき
・ポジティブであるべき
・自由であるべき
・学び続けるべき
・人脈は増やすべき
・費用対効果を考えるべき
・家族を大切にすべき
・時間を守るべき
　　　　　　　　etc・・・
　　　　　　　　
　　　　　　　　

生きていると実に多くの
「べき」がある。

そして、
「べき」は捨てる べき

ということも
普通に言われていること。

これまでの人生を振り返ると
上手くいっていない時ほど
この「べき」に支配されていたと今は理解できる。

「べき」は自分で考えることや
自分で選択する自由を捨てること。

私の今年前半の苦しみは
この「べき」に囚われていた。

人には「べき」に囚われるなと
伝えていたのに自分が一番
「べき」にやられていた。

・起業家になったからには常に前進すべき
・起業家は稼ぐべき
・起業家は自由な時間を大切にすべき
・起業家は価値観を創造し続けるべき
・起業家は生存競争を勝ち続けるべき

本当にがんじがらめになっていたよ。

でも、当の本人は「べき」に囚われていない
と思っていたんだよね。
どっぷりつかっているのに。
裸の王様みたいだよね。

だから、現状を変えるにはすべて
本当に一度にすべてを手放すしかない。
それくらい荒療治をしないと無理。

今回、囚われて苦しかった

・起業家になったからには常に前進すべき
・起業家は稼ぐべき
・起業家は自由な時間を大切にすべき
・起業家は価値観を創造し続けるべき
・起業家は生存競争を勝ち続けるべき

ということは起業前の数年間と
起業してからの１３年間
自分がずっと拘り続けていた
価値観であり「呪縛」だった。

過去を否定はしない。
素晴らしい挑戦の日々だったよ。

でも、人は常に同じ状態ではない。
変化しなくてはいけない時は必ずある。
その時、「べき」で呪縛されては
ずっと囚われてしまう。

年収が１千万になったら
お金の自由と時間の自由を
手に入れられて幸せになると
ずっと思っていた。

だから「べき」をたくさん並べて
それを守ってきた。

でも今、自分は過去最高に幸せを感じている。

そりゃ、お金はある方が便利だけど
生きていくだけあるくらいでも
心は満たされ幸せを感じている。

通勤時にバイクに乗り、見上げる空の青さ
に感動したり、新しい出会いに感動したり
家族との時間に心癒されたり。

起業家になる前に読んだこんな話を
最近思い出した。

メキシコの漁村で昼寝をしている漁師に、たまたま通りかかった実業家がこう話しかける。

金融家：「なぜ昼間から寝ているんですか？もっと漁に出れば収入が増えますよ」

漁師：「今朝、家族が食べる分は既に釣れましたから」

金融家：「でももっと働けば、大きな漁船が買えて、従業員も雇えて、さらに収入が増えますよ。数年後には会社も作れて、都会に豪邸を建てられる。 そうすれば好きな時に昼寝もできて、家族との時間も楽しめますよ」

漁師：「でも、私は今でもそれができていますよ」

正解も不正解もないけど
本当に幸せになるのは
実はそんなに難しい事ではないのかもしれない。

だから、
自分の中の「べき」を
捨て去るためにも
手放さなきゃいけないんだ。

その先に必ず誰とも同じでない
自分らしい人生が自然に開かれる。

もうすでに自分の中で花は咲いているのに
それを無理やり枯らせてはいけない。
そんなの哀しすぎる。

「べき」に苦しんでいるなら
声をかけてほしい。
力になってあげたい。

あなたはあなただから。
恐れず自分に戻ってほしい。

アナタが貴方をみつけるのは
そんなに難しくないはずだから。

最後まで読んでくれてありがとう。
また明日♪