夜の散歩

過去を一夜で 語り尽くす術など知らない
今は一人で  何度も灯に惑う

ゆらりゆらゆら 行方に寄り添う
ここにいるのに 目眩が止まらぬPM11:00

深夜に一人で  惚ける頭など知らない
たまらず吐いた 愛に揺蕩う夜の散歩

ふらりふらふら 不埒に願う
僕が現実になるとこぼした唇も
アイスに溶かして頬張ってしまおう

虜増やしたりしないで
誰にでもを僕にだけと考える小狡い思考
羨んだ明日を現実にして

もし我儘が許されるなら
身悶えて 見守って
切ないよ

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