9割が間違っている?!女の子の学力の伸ばし方

今回は、「女の子の学力の伸ばし方」について要約いたします。
私の本の要約は、自分の問題解決の一助になる本の要約をアウトプットしていきます。そして、私と同様の問題を抱えてる方へ少しでも参考になればと思い執筆いたします。

さて、子供の伸ばし方についてはたいへん悩ましいですよね。。
どんな子供も必ず伸ばすことができますが、男の子と女の子で伸ばし方が違います。

男女の「脳の違い」に合わせた学習方法を実践することが重要です。

今回の解説では、
★女の7つの特徴
★やる気をひき出す4つのコツ
★合格する子供の親が実践する子育てのルール6個
この3つのポイントに絞って解説していきます。

★女の子の7つの特徴

まず、「女の子の7つの特徴」ですが男性は必ず理解してください。
女性は、今一度、、自分の子供の頃を振り返ってみてください。

①とにかく共感してほしい
女の子は「楽しい気持ち」、「辛い気持ち」を共感して欲しい、そして理解してほしいと考えています。

また子供扱いされたくないという気持ちも強いです。
一方、男の子は「共感はいらない」、「子供扱いされても良い」と考えています。

②言われたことを素直に受け止める
左脳が発達している女の子は、言葉の理解力が男の子より優れています。
その為、女の子の方がアドバイスを素直に受け入れやすいです。

但し、アドバイスの注意点があります。
それは上から目線のアドバイスをやめて、共感ベースでのアドバイスをすることです。共感ベースのアドバイスにすれば、女の子は言われたことを素直に受け入れることができます。

③約束事をしっかり守る
決めた約束をしっかり守ってくれるのが女の子の素晴らしいことろです。
逆に、男の子は約束を守りずらいです。

女性の脳は、男性の脳より記憶に強く「あの時、こう言ったでしょ?」など色々な事を覚えています。

男性の方は注意してください。父親は「軽い約束をして破る」ことを絶対にしてはいけません。娘は約束を守るために全力投球しています。

④母をモデルにする
女の子にとって母親は「生きる見本」です.
その為、母親は見本になってることを意識してください。女の子の前では女優であるべきです。
完璧に演じる必要はありません。もし子供が算数が出来ずに苦しんでいたら、算数ができる母親を見せるのではなくて「お母さんもできなかったよ」とダメな部分をだして安心させてあげてください。
失敗も沢山したけど今はとても充実している、そんな姿を女の子に見せてあげることです。

⑤失敗がとにかく嫌い
女の子は「いい子」でありたいという願望が強いです。
その為、失敗を極端に嫌います。

その典型が苦手教科です。女の子は点数の低い教科が気になります。
一方で、男の子は苦手な教科の点数が低くても全く気にしません。

女の子を伸ばすためには失敗は悪い事ではない、成長に必要な事なんだ
と、気づかせてあげることが重要です。

⑥友達との人間関係の中で成長する
女の子は幼いころから集団を大切にする傾向があります。
俺はオレだよぉ~の男の子とは決定的に違います。
女の子は人間関係の中で、周りとのバランスをとりながら成長していきます。その為、女の子にとっては「どうゆう集団に入っているか」がとても重要です。
その集団が女の子成長に直接かかわってくるからです。
学区や学校選びなど、女の子を取り巻く環境などは子供としっかり話し合って決めることが大切です。

⑦嫌いと苦手を自ら作り出して逃げやすい
算数の問題が10問あったとして、6問正解したとします。
男の子は「半分以上できている」と考えます。
一方、女の子は6問しか合ってなかった。私は算数が苦手!と、捉えます。
女の子は自ら嫌いと苦手を作り出してしまう可能性が高いのです。

苦手意識をもたないようにアドバイスする方法としては、女の子はエビデンスを重視するため、数字を出して客観的に指摘するといいです。
例えば・・
10問中6問正解はすごい!6問解けた人は、クラスに半分もいないんだから!
このように一緒に分析をして丁寧に認識をかえてあげることです

★やる気を引き出す4つのコツ

①勉強ができる子ほど、計画が細かい
男の子と女の子では計画の立て方が違います。
※これは大人の男性と女性も違いますね('ω')

男の子は一般的に計画が上手く立てれない傾向があります。
一方、女の子はしっかりと計画を立てられます。

女の子は、目の前の課題が1週間後そして1か月後に、どんな成果になるのか?しっかりと理解することが出来ています。
女の子は、先の意味や成果を見通して考えることができるからです。

女の子には細かく計画を立てさせてみてください。
具体的には、「月の目標を決める」その月の目標を達成するためには、週毎に何をすべきなのか考えて、1日単位のスケジュールに落としこみます。

②女の子は目標達成がご褒美
人が行動して継続するにはご褒美が必要です。
これは子供に限らず大人でも必要ですね!

ちなみに男の子のご褒美は、安価なお菓子でも大丈夫です。
男の子は何かをもらったと言うだけで満足しモチベーションがアップします。

一方、女の子は物では簡単に喜びません。では何だったら喜ぶのか?
女の子はミッションをコンプリートしたという「達成感そのもの」が大きなご褒美になります。
女の子もモチベーションをアップしたいのであれば、物を与えるのではなく、計画したことをしっかり出来た!達成感をあじあわせてあげてください。
さらに、ミッション達成を親も一緒に喜んであげることが大事です。

③理由がわかれば目標に向かう
女の子に、ただやりなさいと言うだけでは動きません。
女の子はなぜそれをやるのか納得できる理由がないと頑張ることができないです。女の子には理屈がしっかりと通るため、なぜやるのか?納得できる理由を説明してあげることが大事です。

④相対と絶対の2つの目標をたてさせる
目標は必ず二つ立ててください。「相対的目標」と「絶対的目標」です。

「相対的目標とは」?
偏差値をいくつまで上げるか?〇〇さんには勝ちたいといった基準となる数字や相手を見据えて設定することです。
「絶対的目標とは」?
漢字を500文字書く、計算問題を300問解く、など周囲との比較ではなく、自分との戦いの事です。

なぜ女の子は相対的目標と、絶対的目標が必要なのかというと2つあれば、どちらかは達成できる可能性が高いからです。
一つしかない目標を達成できないと、女の子は自信を失ってしまいます。
男の子と比べても、特に女の子は自信を失いがちです。

2つ目標を立てることにより、どちらかを達成し自信喪失の機会を防ぐことができます。

★合格する子供の親が実践する子育てのルール6個


①もっとも身近な人は叱らない
女の子はもっとも信頼している人には叱られたくないです。
例えば、お母さんは味方に残しておいて、二番目に信頼しているお父さんを叱り役にすると効果的です。

②根拠を示して、客観的にに一言で叱る
女子は叱られればしっかりと理解します。理屈が通ります。
「褒める:叱る=8:2」このバランスを意識してみてください。
重要なのは、叱るときも褒めるときも根拠を示すとこです。
できれば、数値などの客観性があるものを示すと効果的です。

③親はサポーターに徹する
女の子に対しては、両親はサポーターに徹してください。
女の子が部屋で勉強していたら、「偉いね!頑張って!」と声をかけてあげてください。
サポーターは応援するけど応援席から出てこないです。距離感を大事にしてください。

④女の子にとって、家は精神的なよりどころ
女の子の家族への期待は、男の子よりはるかに大きいです。
男の子にとって家と言うのは、御飯を食べたり寝たりする物理的なスペースの意味合いが大きいのですが、女の子にとっては精神的なよりどころです。

家で女の子が話をしてきたら、両親は一生懸命に聞いてあげるべきです。話をしっかり聞いて共感してあげることが、安心感になり精神的なよりどころとなります。

⑤信頼を失うことは絶対にやらない
女の子は親との信頼関係を重視します。その為、信用を失うようなことを1度でもするとなかなか信用を取り戻せません。
例えば、カバンや机の黙ってチェックしたりすることは絶対にしてはいけません。男の子はあまり気にしませんが、女の子はコソコソとやっていることに不信感をいだきます。

⑥母親は、女の子に愚痴をいわない
母親は女の子にとってあこがれの対象です。
男の子は、母親が父親のグチをいっても右から左へ受け流すことができます。
しかし女の子はできません、母親のグチを重く受け止めてしまいます。

母親が父親の悪口を言ったら、女の子は父親を共感の対象にできなくなってしまいます。子どもの事を考えるのであれば、母親は父親のグチを絶対に子供には言ってはいけません。

まとめ

政治、ビジネスやスポーツの現場でも、女性の活躍が目立ってますね。
私は、女性の活躍が日本の今後を左右すると強く感じています。

子供の教育は本当に難しい。
自分自身が親からされてきた教育を、踏襲しようとしてしまいますが時代は変化しています。
男の子と女の子の脳の違いを科学的に理解し、女の子と男の子では違うということも親は認識せねばなりません。

女の子の伸ばし方を実践し、我が子との向き合い方を今一度考えてみましょう!!

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