見出し画像

うまくいってる人の考え方

「うまくいってる人の考え方」を要約いたします。
私の本の要約は、忙しい人でも隙間時間に読めるように要点をギュッと絞って解説していきます。

この本のメインテーマは「自尊心」を高めることです。

自尊心とは簡単に言うと、
自分を好きになって、素晴らしい人生を送ることができると信じる気持ちのことです。

自分はダメ、みんなより劣っている、欠点が多いなどと思いこんでる自尊心のない人も多くいます。

例えば就職の面接で、自分はダメ人間で、欠点だらけの人間ですが採用してください!と言われたら企業は採用することに躊躇するかもしれません。

自尊心が低い状態では、何をしても成功しないし、そもそも勇気をもって行動することも難しいと思います。

「うまくいってる人の考え方」を学べば、ネガティブな考え方を払拭して自分の可能性を信じることができるようになると思います。


1、自分を許す

ミスをしたときに、自分の価値がゼロになったと思い込んで、自分をひどく責める人がいます。

ミスをしたときでも、自分を許してやることが重要です。

ミスをしたときに、ひどく自分を非難する人は、
「ミスしたら自分の価値はゼロになった」と思いこんでいるんです。
しかし、失敗しようが成功しようがあなたの価値は変わりません。

そもそも、人生何度も失敗を繰り返します。
その度に悩んでいてもキリがないです。

ミスした時には、悩まない、落ち込まない。
但し、反省して次どうすればうまくいくのか?を考える
「良い失敗」にすることです。

人は、失敗し改善して成功した時に大きく成長します。

一人で悩んでいても、物事は前に進みません。
悩むという行為は、思考停止の状態だからです。

ミスのおかげで、むしろ知恵や体験を得られたと考えてみてください。
そのミスの経験を活かし次につなげることが一番重要です

落ち込まず、次どうすればうまくいくのか考える。
ウジウジ悩んでいる時間が人生でもっとも無駄な時間です。

2、自分で考えて自分で決める

大人と子供の違いは、大人はすべて自分で決めているということです。

小さい子供は親に決めてもらうことが大半。
だから何かあっても親が責任をとってくれます。
しかし大人になったら自分で決めねばなりません。

一方、自分で物事を決めれない大人が多いのも事実です。
なぜ自分で決めれないのか?

それは責任をとりたくないないからです。

もし、誰かの指示で株を始めて損をしたら、その人の責任にできます。
また誰かが選んだお店で食事するときも、そのお店が不味かったらそのお店を選んだ人のせいにできます。

責任を負いたくないから、誰かに決めてもらってるだけ。

ここで考えてみてください。
人によって合う合わないがあるので、全員にとって満足のいく選択など存在しないのです。
味覚や考え方、体質が違うように糖質制限が合う人と合わない人がいるし、株の投資も合う人と合わない人がいます。
だからその中から最適だと思うものを「自分で考えて」「自分で決める」ことが重要です。

もう一つ、自分で決めなければいけない理由があります。
それは常に他人に決めてもらっていると自分で決断することが出来なくなってしまいます。
何をするのか全部他人に委ねていると主体性を失うことになります。

自分の梶は自分で決めるべきです

3、感謝や褒め言葉をすぐに口にする

人は「称賛」されたい生き物です。
誰もが他人から褒められたくてウズウズしている。

褒めることは誰でも相手を幸せにできる、お金のかからない最高の方法です。

褒められて、怒り出す人なんて存在しません。

万が一、褒めたのに相手が不機嫌になることがあります。
それは、相手の受け取り方の問題です。

但し注意点として、褒め言葉は本心から出た褒め言葉に限ります。
とにかく、ポジティブな言葉浮かんだらそのまま口に出してみてください。
フィルターをかけずに心から褒めてみてください。
褒めると思った以上に相手は喜んでくれるはずです。

4、したい事をして、したくない事を断る

自分を好きになる為に、自分のしたいことをすることはかなり重要です。
毎日、イヤイヤ働きながら、「自分の事が大好きです!」とはなかなか言えません。

もちろん、全てを断ることは難しいと思います。

ただし、心底したくないことは断ってしまったほうがいいと思います。

断る理由をあれこれ考えてもうまくいきません。
断るときは理由を言う必要はありません。

それはしたくありません!と言い切ってしまうことです。

そもそも何でもかんでも引き受けていると、人生がやりたくないことで埋め尽くされてしまいます。

そして、やりたくない事を断ったら、「やりたいことの時間を増やす」
毎日、自分の為の時間を30分以上持つようにしてください。
自分に満足感や楽しみを与えてくれることであれば何でもいいと思います。

「やりたくないことを減らす」「やりたいことを増やす」これがポイントです。

5、自分の健康と気分に責任を持つ

自分の心は自分でコントロールできることを知らない人が結構多いです。

例えば、電車の中で子供の声が煩くて怒り始める人もいれば冷静な人もいる。運転中に怒りながら運転をする人もいれば冷静に対処する人もいる。
要は、同じような事が起こったとしてもそれに対する反応は人それぞれ違います。

それは、私達が自分の気分をコントロールできるからです。

相手の機嫌が悪いのは、相手の責任です。
自分が責任をもつ必要はありません。

不機嫌な人をみて「私が何か変なこといったかな?」とか「なんで怒ってるんだろう?」とか不安になって相手の機嫌を伺う人がいますが、そんな事をするのは不必要です。

相手の気分が悪いのは、全て相手の責任です。

そして健康も自己責任です。
タバコを吸うのも、お菓子を食べるのも、お酒を飲むのも個人の自由です。
病気になって医者に行ったところで、
ドクターは忙しいし、何百人も患者を抱えています。
一人の患者さんに沢山の時間を使ってくれません。
大体、「お大事に」と言われて薬を処方してくれるだけです。

体調が悪いのも自己責任ってことです。

6、他人に期待しない、自分には期待しよう

人というのは、傲慢なもので「普通こうするだろ!」という具合に、他人が自分の望む行動をとるものだと勝手に思い込んでいます。

そして、多くの場合、その期待は裏切られてガッカリする事となります。

期待された方は、よくわからないまま勝手に失望される。
期待していたのにガッカリしたと言われます。
期待された方からしたら、「勝手に期待して、勝手にガッカリって・・」となるわけです。

つまり期待は、「相手を追い詰める行為」なのです。

例えば、親が子供に一流大学に入ることを期待し、将来公務員になることを期待したとします。
自分がやりたいのならまだいいのですが、自分がやりたくないのにその期待に応えて生きるというのは、親の操り人形のようなものです。
そして、ある日「何の為に生きてるんだろう」と思う事になります。

期待は自分にしかしてはいけません。

他人の期待には応えなくていいです。ただし自分の期待には応えましょう。

7、一部の人に嫌われても気にしない

私達の本能として「全員に好かれたい」という考え方があります
実際、全員に好かれるのは無理な話です💦

一般的に好感度が良いと言われる、タレントさんも好きな人と嫌いな人に分かれます。
我々、一般人ならなおさら全員に好かれることは無理な話です。

一例をあげると、本には沢山の種類があります。
人気のある本は、ベストセラーになり沢山の方がたに読まれていきます。
でも一部の人からすると、ベストセラーの本でも学ぶことがないなど嫌われることもあります。
そんな人は、自分の嫌いな本は読まなくていい、ただ自分の好きな種類の本を読めばいいだけです

一部の人に嫌われても、自分を変える必要はない。
全ての人に好かれる事はできないんだと思って自分を貫くことが大切です。

8、今の自分に自信をもつ

向上心を持つのはとてもいいことです。
しかし、今の自分はダメだから頑張る!という動機だと、自分を傷つけているようなものです。
そのうち努力そのものが辛くなります。

そうではなく、「今も進歩し続けてる自分が現時点でのベスト」だと考えてみてください。
そうすれば、今の自分に自信をもつことができます。

筋トレもそうです。
筋トレを始めていくと、少しづつ筋肉がついていく。
その時々の自分に自信を持ってみることです。

自分が一つづつレベルをあげていけば、今の自分に自信が持てるはず。

「今も進化し続けている自分が現時点でのベスト」こう考えることが重要です。

9、完璧を求めない


何かで完璧な100点を目指そうとすると、膨大なエネルギーと時間が必要になります。

テストの点数もそうですが、60点、80点は比較的とりやすいですが、100点を目指そうとすると、凡ミスも許されないため難易度があがり、多くの時間とエネルギーが必要になります。

自分一人で完璧を目指すのはまだいいですが、もし誰かとチームなどで何かをしている場合、完璧主義の人は他人に完璧を求めてしまいます。
なぜなら、完璧主義の人は周りの人が怠けてるように見えてしまうから。
結局、誰もついてこなくなってしまいます。

仮に膨大な時間とエネルギーをかけてヘトヘトになりながら、自分が100点だと思ってる完璧なものを作ったとしましょう。
だが、残念ながら相手からみたら60点の場合もあります。
まぁ・・そのパターンの方が多いですけどね・・

つまり、自分が完璧だと思っていても、他人から見たら完璧じゃないことの方が多いんです。

これらを加味すると、完璧主義は良くないということが理解していただけると思います。

Facebookのマークザッカーバーグは「完璧を目指すより、まず終わらせろ」と言っています。最初から完璧なものなど存在しません。

完璧を求めず、やりながら軌道修正し改善を続けていくことが大切です。



10、まとめ

☆うまくいってる人の考え方
・失敗したら悩まない、反省だけする
・自分で考えて、自分で決める
・感謝や褒め言葉はすぐに口にする
・本当にしたくないことは断る
・自分の健康と気分は自分で責任を持つ
・他人に期待しない、自分に期待する
・一部の人に嫌われても気にしない
・今の自分が現時点でのベストだと考える
・完璧を求めない

当たり前の事と言えば当たり前です。
但し、忘れかけていた事もあり、これを聞いてハッと気づかされることもあります。

時に現在社会では、SNSの浸透により、簡単にセレブな人たちが見れるからつい自分と比べてしまいやすいです。

そのせいで、みんな自信を失っています。

人と比べずに、今の自分がベストと自信を持つことがポイントです
比べるのは他人ではなく、昨日の自分です!


今日も元気に頑張りましょう!



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?