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ノリトレン(ノルトリプチリン)を服用してみた感想
今回はノリトレンを服用してみた感想を書いていきたいと思います。
入手方法
ノリトレンを入手する方法は現状のところ、精神科医に処方してもらうか、もしくはオオサカ堂などのサイトで入手するしかないです。
実質的にはノリトレンなどの三環系抗うつ薬を処方する精神科医がほとんどいなくなってしまった現在は個人輸入するしか方法はないと思います。
私は実際にオオサカ堂から個人輸入して手に入れましたが、だいたい購入してから届くまでに2週間ほどかかりました。
金額は100錠入りの箱で2000円ほどだったと思います。
服用してみて感じた効果
実際にノリトレンを服用してみて感じた効果としては賦活系の抗うつ薬なのだなという感じがしました。
ノリトレンは同じ三環系抗うつ薬のトリプタノールの代謝物なのですが、鎮静系のトリプタノールとは違って、気分を上げてくれるアップ系の抗うつ薬なのだなと感じました。
服用して2時間くらい経った頃から気分が上がっているような感じになり、軽い躁状態になりました。
鎮静系のトリプタノールではこうした作用はなかったので正直驚きました。
また、トリプタノールでは感じた口渇などの副作用も少なめに感じました。
トリプタノールはかなり鎮静と口渇を感じたので服用できる人を選ぶような感じがしましたが、ノリトレンはおそらくSSRIと同じかそれ以下の副作用しか感じない人がほとんどな気がします。
さらにSSRI特有の吐き気もないので、嘔吐恐怖症の人も気軽に服用できる抗うつ薬なのではないかと思いました。
服用しやすい賦活系の抗うつ薬である
同じく賦活系の抗うつ薬にウェルバトリンがありますが、そちらは空元気を出すような抗うつ薬だと思います。
ウェルバトリンはドパミンへの作用が強いので、確かに気分は上がるのですが、すっきりとした気分ではなく、バッドに入ることもある抗うつ薬だと思います。
一方でノリトレンは三環系抗うつ薬の系譜を継いでいるからなのか、そこまで不安や焦燥感が強く出ることもなく、ただ単にすっきりと気分を上げてくれる抗うつ薬となっています。
おそらく今現在日本で手に入る賦活系の抗うつ薬の中ではもっとも服用しやすい抗うつ薬なのではないかと思っています。
服用した量
私が最初に服用した量としては30mgになります。
トリプタノールやアナフラニールなどの他の三環系抗うつ薬をそれなりに飲めるだけの認容性がある人ならば50mgから試してみても全く問題ないと思います。
一応初期用量は30〜75mgとされているのでその量を守って服用すれば大きな副作用は出ないのではないかと思っています。
また最高用量は150mgとされているので、それ以上を服用するのはやめておいた方が良いと思います。
また、私の場合ですと30mgを服用しただけで少し躁状態のような感じになったので、双極性障害の症状がある人はやめておいた方が良いと思います。
逆にどうしても持ち上がらないうつ状態などには賦活系の効果が強いので、相性が良いかもしれません。
アモキサンは一般的には賦活系とされてますが、個人的には鎮静系だと思っていて、アモキサンでも持ち上がらないうつ状態にちょうど良いのではないかという感想を持ちました。
カラッとした元気な感じに気持ちを持っていきたい場合に効果を発揮する薬がこのノリトレンだと思います。