薬を先発品からジェネリックに変えたら体調が悪化しました
今回は精神科の薬を先発品からジェネリックに変えたら体調が悪化した件について書いていきたいと思います。
選定療養費制度の改正
2024年から薬の先発品を希望した時に、ジェネリック医薬品との差額の1/4を選定療養費として自腹で支払わなくてはいけない仕様に変わりました。
これをきっかけに先発品の希望をやめてジェネリック医薬品に変えた人も多いのではないでしょうか。
当の私もそうでして、先発品にすると約1500円かかっていた薬代が800前後にまで抑えられると知ってから、変更を決意しました。
薬局に処方箋を持っていく際に「ジェネリックでお願いします」と言って、薬を全部ジェネリックで用意してもらうことにしました。
ジェネリックにしたら体調が悪化した
そうして薬をジェネリックにしたら体調が悪化してしまいました。
最初の数日は全く問題なかったのですが、薬が変わってから1週間くらいするとその変化を感じれるようになりました。
抗うつ薬やストラテラは効果が出るまでに時間がかかるので、おそらく薬を変更した直後ではなく、1週間ほどたったころから変化を感じたのだと思います。
具体的な変化としては、日中に常に吐き気が続くようになりました。それも、抗うつ薬を始めたばかりに感じる吐き気ではなく、常にうっすら吐き気があるという状態です。
吐き気があるとどうしても目の前の作業に集中できなくなってしまいます。
就労移行に通っていても、人も話を聞く際に吐き気が気になって話が入ってきませんでした。
以前入院した際にも同じことがあった
実は以前別の病院に入院した際にも同じようなことがありました。
基本的に病院に入院すると薬は自動的にジェネリックのものを飲まされることになります。
すると、入院して2週間くらいたったころに急に吐き気がひどくなり、内科の先生に吐き気止めを処方してもらいました。
それで初日は吐き気が収まったものの、数日するとまた吐き気がひどくなってきてしまい、体調が悪化してしまいました。
おそらく抗うつ薬もしくはADHD治療薬のストラテラのどちらかが犯人なのですが、どちらも脳に効く薬なので作りはとても繊細で、患者としてはその作りの違いに気づいてしまうのだと思います。
正直なところ、薬の効果としてはそれほど変化を感じませんでした。しかし、副作用の出方については結構な差を感じました。
ストラテラはその副作用として吐き気が挙げられますが、先発品よりもジェネリックの方が吐き気の副作用が出やすいのではないかと予想しています。
薬局に電話してみた
そしてその件で薬局に電話してみると、医者の診察をもう一度受けて処方箋をもらわないと薬を先発品に戻すのは難しいと言われてしまいました。
どうやら薬は保険の請求があるらしく、すでに請求が終わっている場合にはジェネリックと先発品の薬代の差額だけ払って薬を交換してもらうということはできないらしいです。
ちなみに電話に出てくれたおばさん薬剤師は、薬剤師会のほうにも問い合わせてくれたみたいなので確かな情報だと思います。
今後の私の対応としては、まず病院に行って事情を説明して改めて処方箋を出してもらうことをしようと思います。
その際に、医者の許可が下りれば選択療法費を余分に支払う必要がなくなるみたいなので、その件についても医者に相談してみます。
そして、その処方箋を薬局に提示して先発品に戻してもらうように頼んでみます。