うつ病は生き方を変えるヒントになる
今回はうつ病になったことが生き方を変えるヒントになるというテーマで書いていきたいと思います。
あなたはなるべくしてうつ病になっている
私もうつ病になることを経験して、うつ病になる人はなるべくしてうつ病になっていると感じることが最近増えてきました。
うつ病というのは簡単に言うと心のブレーキであり、それ以上無理をして体が壊れてしまうのを防いでくれる役割をしています。
よってうつ病になるような人というのは普段から本当の自分を偽り、他人からの期待に応えようとするからこそうつ病になるのだと思います。
うつ病になったということはこれまでの生き方が限界にきているというメッセージです。
そこから病気になった今までの生き方をアンインストールして全く新たな自分をインストールして変わらなければいけないのだと思います。
あなたが縛られている価値観
基本的にうつ病になるような人は、社会的に成功することが大事だという価値観や、他人からの評価が大事だという価値観に縛られているような気がします。
社会的に成功できる人というのはかなり人数が限られており、そこに到達するまでには大きな犠牲を払わなければいけません。
私たちが資本主義社会に生きている限り、成功は本当にさまざまな要因によって決まってきます。
それは親がどれくらい資産を持っているのかだったり、遺伝的に優れているのかだったり、もはや自分一人の努力ではどうにもならない次元の原因も含まれているのです。
よって社会的な成功を目指すような生き方というのは限界があると言えます。
また他人からの評価というのはまさに自分の努力ではどうにもなりません。
他人からの評価はその時々によってさいころの目のようにコロコロと変わり、自分が影響を及ぼせる範囲は限られています。
それを変えようとするにはとてつもない努力が必要になり、その過程でうつ病になってしまう人が多いと思います。
よって他人からの評価を気にする生き方というのは合理的ではないと言えます。
新しい価値観をインストールして新しい自分になる
うつ病になるということは古い自分の中の考え方をアンインストールするいい機会になります。
それまで持っていた価値観や考え方では限界が来ているのですから、それを手放して新しい価値観をインストールするチャンスなのです。
古い価値観ではもはやあなたは生きていくことが不可能になってしまった以上、それを手放すしかありません。
それ以上古い価値観で生きていたらうつ病どころではなく、本当に再起不能な状態に陥ってしまうところだったのです。
うつ病になったということは、本当に再起不能な状態に陥る前に脳がストップをかけたということです。
それをいい機会ととらえて、これまでとは全く新しい自分に生まれ変わるべきです。
これまでもっていた「こうあるべき」という価値観を捨てて、多様な価値観を学ぶようにしましょう。
具体的にはいままで気にも留めなかったXのアカウントをフォローしてみたりするのが良いと思います。
そのアカウントの発言から何か生き方のヒントを得られるかもしれないですし、自分の考え方が変わるきっかけになるかもしれません。