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就労移行支援とはどういう場所なのかを解説してみる
今回は就労移行支援がどういうものなのかについて書いていこうと思います。
基本的には毎日通所することが前提になる
おそらくこの記事を読んでいる人は就労移行支援に通所しようか迷っている人だと思うのですが、就労移行支援は簡単に言うと障碍者向けの職業訓練のようなものです。
もちろんハローワークがやっているようなかっちりとした障碍者向けの職業訓練とは違いますが、基本的には毎日通所することを求められます。
私は旅行が好きなので、就労移行支援を無断で休んで旅行に行ってしまうことも多かったのですが、最近支援員の人に注意されて、出血の連絡をするように言われました。
当日に欠勤するときは電話やメールで連絡を入れるように言われました。
もちろん大学に通いながら就労移行支援にも通所するような場合は違うと思いますが、就労移行支援だけに通所しているような人の場合は、出欠の連絡をすることが求められると思っておいた方が良いです。
就労移行支援は障碍者向けの職業訓練的な要素があるので、出欠の連絡もほうれんそうの一環として組み込まれていることが多いです。
よって、休む場合は当日に電話で連絡を入れたり、事前にメールで欠席の連絡を入れたりすることが多いようです。
セミナーなどは自由参加でやることも自由
ただし、出欠の連絡をすればよいだけであり、基本的に出席してやることは自由です。
もちろんどういう形態の就労移行支援に通所するかにもよると思いますが、少なくとも私が通所している就労移行支援は、その日に何をやろうと自由になっていることが多いです。
手先が器用な人は切り絵を作業としてやったり、パソコンが得意な人はExcelやWordを練習していたりします。
当の私はというと、もともとパソコンがかなり得意ということもあって、ExcelやWordなどの訓練は免除してもらっています。
一応学歴としては旧帝の情報系の学部を卒業しているので、プログラミングなども最低限はできるという感じです。
なのでいわゆるMOSと呼ばれる、マイクロソフトオフィスのソフトなどを使う資格の勉強はする必要ないと支援員からは言われています。
実際、MOSの対策本などを読んだこともあったのですが、簡単すぎてびっくりしました。
そもそも私は情報系の学部を卒業しているので、真っ黒な画面でプログラムを組んでいることが多かったのですが、それに比べるとExcelやWordなどは操作が直接目に見える分、かなり簡単に感じることが多かったです。
また、大学の課題などでWordは使っていましたし、Excelもただの表計算ソフトなのでやっていることはただの関数操作です。
もし使い方に迷ってしまったとしてもそのたびにウェブで調べながら使えばよいだけなので、わざわざ勉強する意味が分かりませんでした。
よって就労移行支援というのは、どちらかというと作業場として使っているというのが正直なところです。
私はもうすでにパソコン系のスキルは身についているので、もし一般雇用を考えたときに取得するべき資格の勉強などをしています。
実際、最近は危険物乙四の資格を取得できました。今は登録販売者の資格試験の勉強をしています。
人にもよりますが、就労移行支援の訓練が簡単に感じてしまう人もかなり多いと思うので、そうしたときにはあくまで作業場として利用する感じでいいと思います。