就労移行支援事業所の体験実習に行ってきました
就労移行支援事業所の1日体験実習に行ってきた
つい先日、就労移行支援事業所の実習に行ってきたので、その件について記事を書いていこうと思います。
まず行った事業所は確認する限りでは最も家から近い位置にありました。なので車で事業所の近くにある駐車場まで行って、車を止めてから事業所まで歩いていくという感じでした。
当日は午前9時に事業所の方にいくことになっていたので、その5分くらい前に行くと、サービス管理者の人が出迎えてくれて、1日のスケジュールを説明してくれました。その後、実際に実習が始まる流れになりました。
午前実習
まず午前中はパソコンでタイピングの練習をしました。正直に言って私にとってはかなり簡単な作業に感じました。私は大学で情報系の学部に所属していたので、大学一年の段階でタッチタイピングなどの技術は大体習得していたからです。
ただ、実際にやってみると作業に集中しすぎてパニック発作が出そうになりました。急に吐き気がしてきて職員を呼びそうになりました。しかし、一旦思いとどまって、頓服薬のロラゼパムを舌下投与することでなんとかパニック発作を切り抜けることが出来ました。
そして午前の実習が終わると、お昼ご飯の時間になりました。パックの白飯とパックの牛丼がセットになっていて、レンジで温められた弁当でした。なかなか美味しかったです。これが無料で食べられるだけでも通う価値があるなと思いました。
さらにご飯を食べ終わると掃除の時間が始まりました。どうやらこの事業所ではご飯を食べ終わった後、通所している人たち全員で掃除を行うようなのです。私はくりっくるワイパーみたいなモップで床を掃除する係でした。
午後実習
そして午後実習の時間になるとサービス管理者のおじさんに呼び出されて、適性検査の一部を行うことになりました。適性検査をやることで自分がどんな仕事に向いているのかを知ることができるようです。
今回は伝票に書いてある商品をカタログから探してきて商品の品番や価格を調べたり、従業員の賃金を計算したりする事務系の作業をしました。なかなか面倒な作業が多かったので、こうしたことを仕事でやるんだろうなと実感を持つことが出来ました。
実習の最後に振り返りとしてサービス管理者のおじさんとまた二人きりになって、今回の実習がどうだったかについて感想を聞かれました。具体的には職員の対応が不適切ではなかったかなどについて聞かれましたが、まさか不適切でしたなんて答えようがないので、おおむね満足でしたとだけ答えておきました。
今後について
今後、今回利用した事業所を本格的に利用することになった場合は、一度事業所の方に電話をして、その旨を伝えなければいけないようです。その後、役所に行って利用証をもらって通所が始まるようです。
サービス利用料はもちろん国の負担になりますし、私の場合は前年の年収が0円なので無料で利用することが出来ます。
就職における本格的なサポートはあまり期待できませんが、通所する中で自分の体調を元に戻していく為に利用することはできるので、そうした意味で通所するのはアリだなと思いました。
まずは引きこもりがちになっている現在の状況を変えなければ働くことはできないので、最初は週に2回とかから通所して、体力と精神力を元に戻していきたいと思います。
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